オープンソースの画像生成AIをセットアップから使い方まで解説する『Stable Diffusion AI画像生成ガイドブック』(ソシム刊)発売中(→本のサポートページ

メガスターII上映観覧

【元記事:メガスターII上映観覧:d:id:manpukuya:20031103:p2

川崎市青少年科学館にて。

投影にはメガスターIIを使いつつも、解説は科学館の方だったのがちょっと意外だった。また、メガスターが好きとはいっても、星座の名前すら怪しい自分にとっては、今回のプログラムに「星座の探し方、見分け方」のような基礎的な内容が多く含まれていたのはありがたかった。

メガスターIIの星空は、地平線から下にも投影される。カバーをつけたりすれば防げるのだろうが、自分の体に星が浮かぶのが、これはこれで面白い。

壁ぎわの席に座っていて、天の川の地平線の端が自分のほうに向かっていたので、ふと後ろを振り返ってみた。すると、壁には天の川の星がみっしりと投影されている。壁に砂をまぶしたような、濃密な星空だ。すごい。

また今回は、館のアイデアで双眼鏡が貸し出された。大マゼラン雲を見てみると、きちんと細かい星の集合でできているとわかる。いい趣向だ。そしてこの細かい星空からは、数千個から数万個しか星を投影しない業務用プラネタリウムでは、望むべくもない奥行きを感じられる。すばらしい星空を大いに堪能できた。