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99/03/15 (Mon.)

元記事:夜の記憶−99/03/15 (Mon.)】

映画『鮫肌男と桃尻女』観る。組の金を持ち逃げした「鮫肌男」こと鮫肌と、なりゆきで鮫肌と行動を共にする「桃尻女」トシコの逃避行。望月峯太郎のマンガが原作で、マンガは最後がいまひとつ理解できなかったところをどう解釈するかと思ったのだが…登場人物は大幅に入れ替わり、異常に立ったキャラが大量に生成されている。しかし惜しいことに、その立ったキャラをどう物語にあてはめていくかにおいて少々繊細さに欠けているという印象だった。マンガを読み返してみると、マンガではきちんと説明されている状況や事物が、映画では何となく曖昧に流されてしまっているように思える。映画だけでは、鮫肌がなぜトシコと行動を共にするかについてすら、きちんとした説明がなされない(はず。見落としがなければ)。ラストはマンガとだいぶ違っており、しかし登場人物のからませ方ではこちらも悪くない、という感想。
 そして、前述の「立ったキャラ」たちはもう立ち方が尋常じゃなく、中でも「山田君」の造形は(殺し屋のくせに目立ちすぎではあるが)一見の価値が大いにある。マンガにはないオフビートなセリフ回しも含め、石井克人監督の独特の魅力を別の作品で見てみたいものだ。
 昨日(昨日じゃないか)の補足。抜けの増補。
「ワースワ」(ンダースワ
「ワースン」(ンダース
「ワーワン」(ンダワン
「ンースワ」(ースワ
「ンースン」(ース
「ンーワン」(ワン
「ンスワン」(ダースワン
 これで計32通り。んーまだ抜けてるのがありそうだ。基礎解析の参考書でも探してみるか?