84577.7km+161.4km=84739.1km

元記事

さてその翌日。腹ごしらえがすんだところで防寒パーツを装着し、車で5分ほどのところにあるSさん宅へ向かう。Mさん、Kさんとも三鷹のナントカ(詳細は失念)な関係で、今日はいろんな人々がこのSさん宅に集合しようとしているとのこと。
 さて、火が焚かれ大鍋の豚汁をいただき、熱を内外に蓄積したところで空を見上げれば、あれはオリオン、あれは昴、あれは天の川。すでにちらほらと星も流れる中、先日買っておいたアルミシートに寝そべり、極大の時間とされる午前4時前後を待った。
 ちらりと流れては、集まった人々の口から「おお」とか「ああ」とか声が出る。声があれば、見つけられなかった星でもそれが流れたことがわかる。声を聞いてから探しても遅いことはわかっていても、星と声をセットで知覚すべくつい声の方向を探してしまう。
 流星は速く、願い事を3回となえるなら「金金金」か「愛愛愛」くらいなものだが、それすら予告なく流れる星には間に合わず、口の端に言葉を用意して待っていてもやっぱり「おお」とか「ああ」の声しか出てこない。流星雨になれば、適当に3回となえればどれかにその願いが当たろうものの、ちょい、つい、と1分に1個か多くて2個程度しか流れないまま時間は過ぎ、午前4時を回ったところで一閃、巨大な火球が東の空を裂いた。結局これが今年のしし座流星群のハイライトで、空にいつまでも残り、龍のようにうねる流星痕を残したこれを見られたことでよしとすべきこの夜ももう白み始めてきた。
 Kさん宅へ戻り、MさんNさんとも1時間ほど仮眠。テレビでは、流星が期待ほど観測されなかったことや、午前4時13分の火球の出現などを報じていた。午前7時半すぎ、3人でKさん宅を辞する。東京までは1時間半程度だろうか。
 と思ったらこれが大間違い、さとう珠緒がJHのCMで述べていたように中央高速は集中工事で、そのため八王子I.C.を過ぎたところで大渋滞。果てなく続く車の列を国立府中I.C.で下りてかわしたつもりが甲州街道も渋滞で、帰宅は出発から4時間近い11時すぎだった。