「ITベンチャーの人事担当だけど何か質問ある?」まとめ
ITベンチャーの人事担当者が「学生の本音を聞いて、採用活動の参考にしたい」と行った、就職活動中の学生とのやり取りのまとめ。
すでに仕事をしている立場から、面白いと思ったところをピックアップ。就職活動中の人とはポイントが違う(単に役立つ情報は挙げていない)ので、就職活動の参考にしたい人はオリジナルをどうぞ。
君、採用。 - 選考・採用活動に関して
- 180 :就職戦線異状名無しさん :2006/04/19(水) 15:16:00
- >>1
あなたの会社は既卒職歴なしは受けられますか- 197 :君、採用。:2006/04/19(水) 18:42:42
- >>180
受けれるけどかなりキツイ。時間は大切にして欲しい。21歳のときにサボると22歳にツケが回る。そうすると22歳で経験しないといけないことができない→23歳にツケが回る。以下エンドレス。![]()
新卒というチャンスを大切に、という話はくり返し出てくる。でも当人たちはその後の扱いを実際に受けたことはないから、なかなか実感できないんだよね。
- 参考:「夏休みを一回休み、という提案」(d:id:Imamura:20050807:summer)
君、採用。 - 選考・採用活動に関して(強調は引用者による)
- 417 :就職戦線異状名無しさん :2006/04/20(木) 18:30:22
- まあ今まで適当に自堕落に生活をおくってきた奴が 会社にはいったとたん人が変わったように仕事を一生懸命 やるなんてまずないよな。
- 449 :君、採用。:2006/04/21(金) 00:28:22
- >>417
それも一理・・。でもちょっとしたきっかけで、皆変われるはずだ。若ければ特に。そういうきっかけを沢山与えてやることが、年長者の役目だと思う。![]()
そうだねー。知るチャンスがない人に対して、もう知ってる人はたくさん教えられることがあるはず。自分が教えたがり、勧めたがりだから特にそう思うのだろうか。
「自分はこのことを知っているが、この人たちはそれを知らない。だから自分はこれを教えることができる」と気づくのもコツがいるからか。
君、採用。 - 「仕事」に関して
- 634 :就職戦線異状名無しさん :2006/04/24(月) 21:00:02
- >ITベンチャーの採用担当者様
かなり話が戻ってしまうのですが。
「リスクを背負う者が出世する」というお話ですが、具体的にはどういったリスクを背負う人が出世するのでしょうか。
私は、大企業でも中堅企業でもいいから、「とにかく出世したい」という価値観を持っております。
ぜひ、教えてください。- 647 :君、採用。:2006/04/25(火) 00:56:49
- >>634
たとえば、誰かがやらなければいけない課題・問題があったとします。
ほとんどのサラリーマン=やりたくないので触れない
リスクを背負うもの=自ら手を上げ、やると宣言。実行。
リスクを背負うものが上記のように実行し、ミスをしたとしてもそれは失敗じゃない。
やらなければならないことを黙殺することが本当の失敗。![]()
仕事の心構えについて、とてもうまく表現している。人事の人は、いつもこういうことを考えているのだろう。
君、採用。 - 就職活動に関してのアドバイス
- 678 :就職戦線異状名無しさん :2006/04/26(水) 01:45:33
- 人事の方は、コミュニケーション能力とはどういうものだと考えているのでしょうか?
- 729 :君、採用。:2006/04/27(木) 21:05:50
- >>678
相手にあわせて話すことができる。自分の価値観だけで受け答えしない。間がはかれる。![]()
そうそう、他人を「自分とは違う人」ときちんと認識して、自分が自分が、にならず相手との協調を計れる能力が大切です。
そして最後に。
君、採用。 - 就職活動に関してのアドバイス
- 946 :君、採用。:2006/05/15(月) 00:47:04
- >>1です。
みなさん自己解決したり、相互の情報交換したりで良い感じかと思います。
上でも何度か書きましたが、やる前から迷っていたり、まだどんな仕事かもわからないのに躊躇している場合が多いと思います。
社会人は皆言うでしょうが、どんなに希望通りの会社にはいろうが、必ずギャップを感じて挫折します。
間違いなく。
これの乗り越え方は人それぞれです。
私の場合、会社の人間関係や、仕事、疲れ、そして上記のような挫折を乗り越えるパワーは、「この仕事は確実に世の中の役に立っている」ということを感じられたからでした。
私見ですが、給与とか、知名度とか、福利厚生とか、安定とか、知名度とか、ステータスとか、それらがどんなに高くとも、「その仕事の大事さ」が全く感じられなければ、腐って辞めていくか、社畜系サラリーマンになってしまうと思います。
極端な例を言えば、自分の事だけでなく、「これから社会をどうしたいか」ぐらいの志は今の学生に持って欲しい。
そうすれば大手に落ちても、同じ業界の会社受けようとか、就留してもどんな活動して人生設計しようとか、色んな考えが生まれてくるはず。
世にいう経営者、成功者っていうのは、必ず信念というか社会への貢献も考えている。 一度考えてみてはと思います。![]()
「厂」と「广」の部首の名前の覚え方
一方が「まだれ」、もう一方が「がんだれ」です。昔むかし、小学生の頃覚えさせられませんでした?
で当時から、どっちがどっちなのかなかなか覚えられず混乱していたのだけれど、今日、人とその話をしていて突然解決した。
とりあえず答えは「厂」が「がんだれ」、「广」が「まだれ」。
そして「がんだれ」は「雁」から、「まだれ」は「魔」…いや「麻」からきているのだ! だ! だ! ワー! …って、もしかしてこれ常識ですか?
自分の場合、「やまいだれ」なら「病」の偏、と覚えたけれど、「厂」と「广」はそういう連想を教えられず、また自分でも気づかなかった(「雁」も「麻」も、小学生は習わない漢字だったのか?)。そしてそのまま21世紀を迎えてしまったのである。
しかし今、世界の法則が見つかった。雲が開けたような、あるいは鼻が通るようになったようなすっきり感。
「垂れ (部首) - Wikipedia」によると、「雁」の部首はふるとり、「麻」はそれ自体が部首なのだそうだ。単に見た目を借りて名前をつけたのか。
ちなみに「尸」は「しかばね」。これは「屍」が元ネタだね。でもなぜあえて「屍」から? 「屁」も同じ部首だから、そこからとって「へたれ」でもよかったかも。なんて。
部首については、「部首 - Wikipedia」にも詳しい話が出ていた。
松本仁一『カラシニコフII』(ISBN:4022501650)
書店で偶然見つけて購入。今回は南米や中東での取材をまとめている。前著の『カラシニコフ』(ISBN:4022579293)は写真が多いし、文章も読みやすくてよかった。読むのが楽しみ。

- 作者: 松本仁一
- 出版社/メーカー: 朝日新聞社
- 発売日: 2006/05/03
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