- http://d.hatena.ne.jp/yasai/20040208
スタイルシート調整
普通のリンクは太字で表示しつつ、日記本文中にあるキーワードへのリンクだけは、IEでも太字にならないようにCSSを調整した。「IEでも」とあるのは、実は今までも「a.keyword {font-weight:inherit;}」というCSSを書いてあったから。
「inherit」は「親要素の値を継承」という、ちょっと特殊な指定のこと。この指定に対応しているブラウザ(Operaなど)ではこれまでも、普通のリンクは太字で表示され、日記本文中のキーワードは太字にならずに表示されていた。そして、IEでもそう見せたいと常々思っていたのだ。
しかし、単に「キーワードへのリンクは太字にしない」という指定だと、小見出し内のキーワードも太字にならなくなってしまう。小見出し全体は太字で表示しているので、小見出し内のキーワードリンクに限っては太字で表示したい。
そう思いつつも、ずっとほっておいたのだが、先ほどふと思いついた。「inherit」に対応していないIEでも、こちらの思った通りに表示する方法。
.section a.keyword{font-weight:normal;} .section h3 a.keyword{font-weight:bold;}
これでいいのだ。
CSSの指定は、あとから指定されたものが優先される。
1行目では、「小見出し+本文の領域(.section)」のキーワードリンク(a.keyword)を「太字でない(font-weight:normal;)」と指定する。
続いて2行目で、「小見出し+本文の領域(.section)内にある小見出し(h3)」のキーワードリンク(a.keyword)を「太字(font-weight:bold;)」と指定した。
全体→例外の順にCSSを指定することで、特定のセレクタにだけ特別なCSSを適用できるというわけ。と、いうことは頭ではわかっていたのだが、キーワードのリンク表示に応用することに今まで全然思い至らなかったのが、我ながらアホである。
ついでに、小見出しのカテゴリ名も太字を解除してみた。いかがでしょうか。
見えてきたイラク復興の道筋(田中宇の国際ニュース解説・04/02/06付)
http://tanakanews.com/e0206iraq.htm
たまたま先日、国連のアナン事務総長とブッシュ大統領が会談していたニュースが心に留まっていたところへ、このタイトルの記事が配信されてきたので、自分としてはなかなかタイムリーだった。
のだが読んでみたら、記事のタイトルとは裏腹に、暗い気持ちになってしまった。
イラクはクルド人、スンニ派アラブ人、シーア派アラブ人の3勢力に分かれている。イラク復興にあたって、それぞれから大統領を出すという「大統領3人制」の政府になるかもしれないという。しかし、その体制をとったボスニアでは、かえって民族間の利権調整や抗争が増えてしまっている。
大統領3人制は、少数派であるクルド人の独立傾向を抑える目的もあるが、不安定なこの体制がうまく機能するかはわからない。各勢力間の対立が深まり、イラクは国家としての統一をとれなくなるかもしれない。
「そして、民族間の対立が内戦に発展する危険を抱えることになる」。内戦。いやな響き。
昨日のモスクワでの爆弾テロもあるし、国家と民族の問題はもっといろいろ知っておきたい。
極地の氷が溶け出す可能性(Esaka Takeru's Memo・04/02/04付)
http://corecolors.com/esaka/archives/000457.html
地球の気温が上がっても、単純に海面が上がるわけではないかも、というシミュレーション結果の話が面白い。気温が上がると水蒸気も増えるためで、南極の降水量が上がって氷が逆に増えるためだそうだ。
朝日新聞の記事からのメモとのこと。
曇り
- 2004年2月7日の記事をまとめ読み:http://ima.hatenablog.jp/entries/2004/02/07