チャットAIが組み込まれた「新しいBing」に先行利用を申し込んで、3日ほどで使えるようになった。
さて、なにを聞いてみようかな。そうだ邪馬台国の場所を聞いてみよう。
いい感じの回答が出てきた。先行しているチャットAIの「ChatGPT」だとどうだろうか。
ChatGPTに邪馬台国の場所を聞くとこんな調子である。
「ChatGPTはもっともらしい嘘をつく」の典型である。しかし人間も知らないことをあえて聞くのは意地悪だった。ChatGPTは聞かれたことに「知らない」と返すと鼻が伸びる奇病にかかっているため(嘘)、作り話をしてでもなにか答えを返そうとする。
新しいBingにまじめなことを聞いてみた。
いいですね。特にウクライナ侵攻や、6日に発生したトルコ・シリアの大地震という最新の情報が盛り込まれているのがよい。ChatGPTは2021年までの情報のみから回答するため、最新の情勢について答えるのは苦手だ。
さて、新しいBingは回答はよいがフォントが気に入らない。中華フォントは微妙に日本語と違うので読みづらい。「おれは直角」と入力するとこうなる。漢字の書き取りでは×にされるだろう。
これは変えられるのかな。そうか、直接聞いてみればいいんだ。
望んだ回答ではなかった。Google Chromeはライバル会社のGoogleの製品だから存在しないかのごとく回答するのはわかるけど、Microsoft Edgeでどうすればいいのかも回答しないのね。自分のシェアがとても低いことを理解しているのだろうか。
しかしこのAI入りBingは、自分の環境では今のところEdgeでしか動作しない。マイクロソフトが提供する強力なAIをEdgeというブラウザで囲い込むとシェアが上がるかもしれない。「検索サービスにおいて、マイクロソフトは今さら失敗しても失うものがないので挑戦的なことができる」とも言われている。
それはともかく、表示フォントを変えるためにStylusでスタイルシートを書き替えることにした。Stylusが何かとか使い方は検索してください。チャットAIに聞いてみてもよさそう。
こんなふうにした。
body{ --cib-font-text: -apple-system, Roboto, SegoeUI, "Segoe UI", "Helvetica Neue", Helvetica, "Yu Gothic", "Microsoft YaHei", "Meiryo UI", Meiryo, Arial Unicode MS, sans-serif; }
「Microsoft YaHei」は中国語のフォントで、これの手前に「"Yu Gothic", 」を入れた。BIZ UDPゴシックが好きな人は「"BIZ UDPGothic", 」にする。
- これが
- 游ゴシックだとこうなった
- BIZ UDPゴシックだとこう
読みやすいフォントは生産性に直結する。読みづらいWebページはStylusでフォントを変えていきましょう。