10月11日に受診した人間ドックで、目と大腸に再検査が必要と出た。今日は目のほう。緑内障の疑いがあるということで、視野と眼底検査(精密)を行った。
緑内障は視野が欠けていく病気で、最悪失明することもある。いったん欠けた視野は戻らない。人間の脳はとてもよくできていて、片方の目の視野が欠けてももう一方の目からの情報などをもとにうまく補完してしまうため、自覚症状が出にくい。緑内障は完治はしないが、適切な治療を行えば症状の進行を抑えることができる。予防が大切な病気なのだ。
視野検査は片目ずつ。「機動戦士ガンダム戦場の絆」の半球スクリーンを小さくして顔を覆う程度にしたようなのを正面に見つつ、視野内に光る点が見えたら手に持ったWiiコントローラ(うそ)のボタンを押す。片目を隠すのに、視力検査に使うような棒(遮眼子)を持つのではなく目を覆うシール(のりがついているのは周辺部のみ)を使うのがちょっと面白くて、シールの紙が黒かったらアイパッチみたいになりそうだとか考えた。
次の眼底検査はまず瞳孔を開かせる目薬をさして20分ほど待つ。おおーなんだか目がショボショボしてきて周囲がまぶしく見えるような気がするぞ。そして検査機械にあごを乗せ、まぶしい光で眼球の奥をチェックされる。「右上を見てください」「右を見て」「右下」「下を見てください」とぐるりと一周。
そしてわかったことは…「視野に問題はありません。緑内障の兆候はなく、いたって健康ですね」だった。最初の検査で引っかかったのは近視が強いせいだろうとのこと。ホッ。
今日の検査でかかった費用は2870円。怪しいところが怪しいとちゃんとわかり、精密検査で大丈夫とわかる。これは実は大したことだ。
瞳孔の散大は数時間続く。鏡でよく見ると瞳の中の黒目が広がっていて危ない人みたいだった。よくドラッグなどでトリップした描写でこういうのあるよね。
来週は大腸の内視鏡検査。
関連リンク
- 人間ドック2012 - Imamuraの日記(d:id:Imamura:20121011:humandock)
- 40代から要注意!緑内障の真実|NHK あさイチ(http://www.nhk.or.jp/asaichi/2012/11/19/01.html)
追記
- 続き:大腸内視鏡検査2012(d:id:Imamura:20121205:daicho)