ガンダムを見ていて、スペースコロニー内部のパースは実際どんなものなのか知りたくなった。
円筒の内部で暮らし、遠くの地面がせり上がっている様子は「インセプション」の一場面のようだ。でも本当にああ見えるものなのだろうか。
検索してみると、ガンダム世界で一般的な「オニール型」コロニーは直径6キロ、長さが30キロ程度の設定であるという。その数字がわかれば、あとは3次元CGソフトで作ることができる。Google SketchUpで簡単にモデリングしてみた。
外観はこんな感じ。劇中でも確かにこんなふうだ。
コロニー内には建物を置いてみた。Google SketchUpはユーザーがアップしたさまざまなモデルデータをダウンロードして配置できる。
手前の小さい塔は東京タワー、奥の小さいビルはランドマークタワー。この2つは実際に30キロくらい離れている。小さーい。そしてコロニー大きーい。5面ずつある地面は1面の幅が約800メートル。5面分の幅は約4キロで、新宿駅から皇居の新宿寄りの端くらい。山手線はこの地面からはみ出すことになる。
東京タワーからランドマークタワーを臨む図。奥の壁の最下部にちょっぴりあるのがそれ。地球では地面の丸みがあるから、実際にこうは見えないだろう。
今後は地面にそれっぽく道を配置したりして、スケール感をさらに実感できるモデルにしたい。