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ついにビートの幌を交換してめくるめく視界を取り戻す

ビートはオープンカーであるから、オープンの状態が標準である。しかしときどき雨が降るので、やむなく雨を防ぐための幌がついている。

ビートの幌は革製で、リアウィンドウはビニール製。本来はオープンで走るべきビートだが、意に反して幌を閉じて屋根にすることもある。革の幌は時とともに縮んでいくし、リアウィンドウは細かい傷がつくなどして透明度が落ちていく。

我が家のビートは平成4年(1992年)モデルであり、もう早17年ものである。こうなると幌もリアも劣化する。たとえばAピラーの上端から雨漏りするようになってくる。リアウィンドウは幌を開くとき、へんに力をかけてしまうと亀裂が入ってしまったりする。透明度だって限りなく0に近づいていき、後方確認はドアミラーを使うしかなくなる。いや実はリアウィンドウの周囲にはチャックがあって、これを開くとリアウィンドウが手前に倒れて、後ろを直接見られるようにはなる。でもねえ、リアウィンドウだけを開くくらいなら幌を開けてしまうものだし、雨ではリアウィンドウを開くこともできない。結局オープンにするか、幌を閉じてバックミラーから濁ったリアウィンドウを見ることになるのだった。

つまりこんな感じですよ。

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そんなこんなでこの状態、いくらなんでも我慢の限界だ。ということで幌一式を交換してもらった。

ビフォーアフター、どうなるか!

こうなった!

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疲れ果てていた幌は漆黒の張りを取り戻し、リアウィンドウも見違える美しさ。透明度100%の世界。わーい。お金はかかったけれど、そのかいはあった。

ついでに、空調の吹き出し口にiPhoneのホルダーをつけた。

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ガーミンのGPSレシーバーに頼らずiPhoneGPSを使って、通った道を記録したり、現在位置を表示したり、簡単なナビをさせたりしたくなってきた。これはそのうちに結果をレポートするつもりです。

それにしても、後ろが見えるだけでここまでうきうきしちゃうとは、我ながら予想外。あと、最近は雨が降らないから雨漏り検証ができない。いやあ困ったなあ。ビートで走るのがますます楽しくなった。

(9月16日記)