「ウルトラヘヴン」は噂通りのドラッグマンガ

ウルトラヘヴン (1) (ビームコミックス)

ウルトラヘヴン (2) (ビームコミックス)

けっこう気にはなっていたんだけれど、いつの間にか書店で見かけなくなっていた小池桂一のマンガ「ウルトラヘヴン」をビレッジヴァンガード（#279 ニッケコルトンプラザ店）で見つけた。平積み。さすが。

ドラッグにひたる若者が主人公のこのマンガ、トリップ時の描写がものすごくすごい。ひとつのものがたくさんに見えて、たくさんのものがひとつに混ざって、コマは変形して光り輝き、サイケな模様は広がり溶ける。映像としては「よくある」のかもしれないが、マンガというコマと絵とフキダシの世界の中、圧倒的な描き込みで表現されるところが面白い。脳の感覚が拡張されていく感じがたまらない。

頭がクラクラする体験が好きな人に、強くおすすめします。

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上の2冊、アマゾンではどちらも「出品者から」になっていますが、bk1などでは新品を買えます。

• ウルトラヘヴン1巻
• ウルトラヘヴン2巻