Mac OS X 10.5(Leopard)で、Photoshop Elements 2.0が起動しなかった。上のように「予期しない回復不能な問題が発生しました^0。Photoshopを終了します。」と出てしまう。
深く考えずに10.4から10.5へアップデートしたが、まさかそんな罠があるとは。
じゃあ最新の「4.0」を買ってくるしかないのか。そうだ、Photoshop Elementsがついている小さいタブレットを買うとか(←この時点では顔がニヤニヤしている)。
ところが、ことはそう簡単な話ではなかった。
- 公式サイトの情報「Mac OS X Leopard対応について(PDF: 254k)」
- 「[5127]旧バージョンの対応 OS」
これらによると、Photoshop Elementsの最新Mac版「4.0」も、Leopardでは非対応扱いなのだそうだ。
じゃあ今LeopardでPhotoshop Elementsの代わりをとなると、プロ向け10万円コースの「Photoshop CS3」しかないのか。なぜそんな目に遭わなければならないのか。
アドビのサポートに電話で聞いてみた。すると、こんな感触だった。
いわく、現行の4.0にLeopardに対応させるパッチを提供するよりは、新しいバージョンをリリースする方向で考えている、時期は未定。
そりゃそうだ、Leopardの評価版は開発者向けにはずっと前から提供されている。アドビはとうに動作検証をすませているだろう。つまり、今でもまだパッチが出ていない=新バージョンを作っている、と考えるのは自然だ。
しかし、Macで最新のOSが出ても、最大の顧客であろうアドビのソフトがまだ対応してくれないあたり、アップルとアドビの関係は相当冷えてしまっているんじゃないだろうか。
ともかく今のところ、LeopardではPhotoshop Elementsはまったく使えないということのようだ。いや、思いついたぞ。これなら使える。一応。
つまり、Parallels Desktopで起動したWindowsにPhotoshop Elementsを入れればよい。幸い、自分が持っている「2.0」はMac版とWindows版が一緒に入っているハイブリッド版だ。
こうして手元のソフトの組み合わせで、無事LeopardでPhotoshop Elementsを使うことができた。わーこれで解決だ。
それなのに、ちっとも嬉しくないのはなぜだ!