Mac OS X 10.5(Leopard)にOSをアップグレードすると、Photoshop Elementsが起動しなくなってしまった。ソフトメーカーの対応は、一般的に2つある。
- ソフトが新バージョンのOSでも動くようにするためのパッチを提供する
- 新バージョンのOSに対応した、ソフトの新バージョンを開発する
使う側からすれば、嬉しいのは1番だ。ソフトを買い替えず、パッチをインストールすればいいのだから。一方2番でも、ナイスな新機能がたくさんあったりすれば買い替えの抵抗は少なくなる。
でPhotoshop Elementsに関しては、メーカーのアドビソフトウェアは2番を採用した。今までの最新バージョンが4だったのを、Windowsに合わせるよう一気に6までバージョンアップして発売したのだった。
ところでLeopardが発売されたのが10月26日。「LeopardでElementsが動かないヨー」という話が出てきてバージョン6が出たのが4月はじめ。アドビ内部でもチェックしているだろうに、ずいぶん時間がかかったなあと思う。
さてさて、これを買うかどうか。
我が家のMacにはParallelsが入っていて、これに入れたWindows上でPhotoshop Elementsを動かすことはできる。
Parallels Desktopで起動したWindowsにPhotoshop Elementsを入れればよい。幸い、自分が持っている「2.0」はMac版とWindows版が一緒に入っているハイブリッド版だ。
こうして手元のソフトの組み合わせで、無事LeopardでPhotoshop Elementsを使うことができた。わーこれで解決だ。
Photoshop ElementsをLeopardで使うウラ技 - まんぷく::日記
しかし直後に「それなのに、ちっとも嬉しくないのはなぜだ!」と書いたように、いちおう使えることは使えても、Photoshopを使うためにいちいちParallelsを起動するのはどうしても面倒な気分が支配する。ああもういいやと、Mac版のPhotoshop Elements 6を買うことにしたのだった。
Adobe Photoshop Elements 6.0 日本語版 Macintosh版
- 出版社/メーカー: アドビシステムズ
- 発売日: 2008/04/04
- メディア: DVD-ROM
Adobe Photoshop Elements 6.0 日本語版 乗換え・アップグレード版 Macintosh版
- 出版社/メーカー: アドビシステムズ
- 発売日: 2008/04/04
- メディア: DVD-ROM
iPhotoがあるのでアップグレード版を買った。ビックカメラで1万円弱、標準版は13000円くらい。そしてさっそく入れて使ってみた。
見た目がこんな感じになっていてびっくり。黒い…黒い! これが新機能か!
この操作、どうやることになったのか?
あるレイヤーに描かれている範囲をすべて選択するには、今までレイヤーパレットのレイヤー名を[command]+クリックしていたと思うのだけれど、これがどうも変更されたらしく「レイヤーの選択/非選択の切り替え」になっていた。
よく使う操作だっただけにつらい。キーアサインを調べないと。
追記(2009/12/19)
わかった。レイヤー名のクリックではなくてサムネイル部分のクリックでできた。