内之浦のプレスセンターへ来て、資料をいただきました。JAXAのサイトに載っている可能性が大ですが、概要をまとめてみました。
明日の朝6時28分に打ち上げられる予定のM-V 8号機には、以下の3つが搭載されています。
- メイン衛星「ASTRO-F」
- 打ち上げ後519秒、高度333kmで分離。日本初の赤外線天文衛星として、赤外線で見る宇宙全天のより詳細な地図を作り、また宇宙の歴史の解明を目指します。
- サブペイロード1「Cute-1.7+APD」(東工大)
- 打ち上げ後1040秒(17分20秒)後、高度437kmで分離。東工大の松永研究室が作っている超小型人工衛星「キューブサット」の一種と考えてよいようですが、今回は立方体ではなく直方体ですね。
- サブペイロード2「ソーラーセイル」(JAXA/ISAS)
- 打ち上げ後1100秒(18分20秒)後、高度452kmにて展開開始(ロケットからは分離しない)。直径20メートル級の扇形ソーラーセイル膜面の軌道上展開実験を行います