夕べ、NHKのハイビジョンで放送されたのを視聴。
舞台を1957年、スプートニク・ショックのまっただ中に置いたのが面白い。「duck and cover」=(核攻撃があったら)伏せて頭を覆えば大丈夫、という、「アトミック・カフェ」でさんざんネタにされた脳天気なプロパガンダが、劇中ではまさにリアルタイムのものとして出てきたりする。
話はところどころ都合がよいけれど、テンポはよいしメッセージもストレートで楽しかった。この終わり方は自分には予想外で、いいねーいいねーと思う。
監督のブラッド・バードは「Mr.インクレディブル」の人。そう言われると、なんとなく似たテイストを感じる。