疲れているとき、コントラストが強いものを数秒間見ると、視線を外したときに残像が残ることがある。昔は疲れがとれれば残像は見えなくなったものだが、数年前から、残像がいつも見られるようになった。これってつまり、疲れがたまったまま、十分にとれなくなっているということではないだろうか。
そうだとすると、残像を見るレベルまで疲れがたまってから数年間たっていることになる。ここまで疲労が蓄積すると、週末ゆっくり寝るくらいでは十分回復しない。たとえば1日12時間の睡眠を1カ月続けるとかしないと、残像を見ない状態には戻らないのではないだろうか。
そう考えると、ふだんの生活で、休むときは休んで疲労をためないような習慣が大切になる。とはいえ仕事をし、家事をして、本を読んだりWebを見たりなどをしていると、寝る時間が惜しくなる。本当はこれではいけないのだが、いろいろなことをするには1日は短い。効率よく活動しなければ、疲れはたまる一方であり、最終的には死がより近くなる。そうわかっていても、楽しいことや今したいことがたくさんあると、寝る時間は少なくなる一方なのだった。
- 参考記事:「病院が怖い、薬もイヤだ!」(ELECTRIC DOC.)
https://electricdoc.net/archives/285
「病院に行きたがらないオトナがいます。でも、それでもいいんです。だって、最後に困るのはその人とその人の家族ですから。」という話。