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bとpを混同する話

【元記事:bとpを混同する話:d:id:manpukuya:20050201:plog

「ブログ(blog)」を「プログ(plog)」と勘違いしていた、という話題をそこここで見る(d:id:gotanda6:20050201#plogさんなど)。

そういえば、「ブラウザ(browser)」を「プラウザprowser)」と勘違いしている人もけっこう多かったと思う。なんだかロシアの新聞のようだが(それはプラウダ)、なぜそうなるのだろうか。

「ブ/プ」に、ら行の発音が続くときに混同されやすいのだろうか。反証はあるだろうか。

ブリグリ」を「プリグリ」だと思っていた、という話は聞かない。いやでもこれは、バンド名だとラジオやテレビなどから発音を聞く機会が多いからかもしれない。

「ブラグザカート」と「プラグザカート」の混同はけっこうありそうだ(ゼビウスというゲームの話です)。「google:ブラグザカート]」は900件、「[google:プラグザカート」は129件。

ゼビ語(という設定があるんです)には、「ボザ」(連結)や「ガル」(大きな)といった接頭辞がある(あるんです→詳しく)。これらが濁音中心のネーミングだから「ブ(b)ラグザカート」の方向にふられそうなものだが、それでも「プ(p)ラグザカート」がそれなりに使われているのが面白い。

ほかに事例があったら教えてください。

コメント

  • id:nobody『ルパン(13)です。趣旨とは異なることを冒頭におわびしつつ話を逸脱させていただきやす。▼ということでとっつぁん、混乱しやすい事例として「ブロマイド」と「プロマイド」(いっぽうは総称でたほうは商標だったと思います)がありますな。そして最近になって、「プラジャケ」と「ブラジャケ」(いっぽうは音楽CD関連でたほうは書籍関連だったと思います)というものが。ということで、混乱させるだけさせといて、あーばーよーー、っと。▼大和但馬屋バンブラ日記さんとこに出入りするときのノリになっているのは気にしない方向で ^^;。(しかしルバンとは言わないよなぁ)。ではでは。』
  • id:yms-zun『「プログ」は「プログラム」からの連想ではないかという仮説。ちなみにアンドアジェネシスを破壊すると逃げていく中核の名前は「ブラグザ」。「プロマイド」は浅草のマルベル堂登録商標ですな。ちなみにうちは「パンプラ日記」ではありません。』
  • id:manpukuya『bromide、ナイスな例ですね。ありがとうございます。plog←program説も面白いです。あとほれ、ガルザカートから出てくるのがブラグスパリオジェミニ誘導がとか。』
  • id:yukatti『フォントの見まちがいで「プログ」になりそうなんですけど、もしかしたら日本語の音韻の規則に何か関係してるなら面白いなー。音価的にb pは近いし、日本語のハ行は上代からp→f→hという変遷を遂げていたという説があるし(橋本進吉)、濁音が語頭に来ると語感として強い/大きい、きれいじゃない、という印象を与える場合があって避けるときがあるから、それで「ブ」じゃなくて「プ」を無意識に選んでたりとか……。<冗談半分で書いてます為念』
  • id:manpukuya『「シミュレーション」が「シュミレーション」になってしまうような、日本語としての収まりを求める無意識は関係していそうですね。というか関係していたら面白いので、関係していてほしいです。』