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『虎よ、虎よ!』映画化計画進行中の模様

【元記事:『虎よ、虎よ!』映画化計画進行中の模様:d:id:manpukuya:20050106:tiger

http://www.hatena.ne.jp/1103466710#a3 の、「ベルヌの『十五少年漂流記』と、ゴールディングの『蝿の王』、ゲーテの『若きウェルテルの悩み』とトーマス・マンの『ワイマールのロッテ』のように、先に原典があって、それを読んでいると尚楽しめるという小説をペアで挙げてください。(以下略)」という質問への回答から。

――なぜこの21世紀に『巌窟王』をアニメ化したのでしょうか。

「実は昔からアニメ化したいと思っていたSF小説があって、今ならその世界を映像化できるという自信もついてきた。いざ、権利関係を調べ始めたところ、実写映画化する計画なども出ているらしく、残念ながら現時点では諦めざるを得なかったんです。

それはアルフレッド・ベスターが半世紀近く前に発表した『虎よ!虎よ!』だったんですが、この作品は『モンテ・クリスト伯』を元に舞台を宇宙に移したSFなので、だったら、僕自身が『モンテ・クリスト伯』をSFとして作り直してしまおう、と思ったんです。」

『巌窟王』オフィシャルサイト〜監督インタビュー

『虎よ、虎よ!』(ISBN:4150102775)が「モンテ・クリスト伯」をモチーフにしていたとは初耳。モンテ・クリスト伯が「ジョウント!」ってワープしたらおかしい(アニメの『巌窟王』ではありそうなところがまた)。『虎よ、虎よ!』はアイデア盛りだくさんでとても面白かった。特にラストあたり、どう映像化されるのか楽しみだ。

なお http://www.hatena.ne.jp/1104903515 では同趣旨の質問が、小説→マンガという流れでされている。