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99/07/20 (Tue.)−メールの署名はその場で書く

元記事:夜の記憶−99/07/20 (Tue.)−メールの署名はその場で書く】

電子メールの署名は、その場で書くことにしている。
 ほとんどの電子メールソフトには「署名」の機能があり、定型の文字列をこれから書くメールにあらかじめ入れておくことができる。ちょうどハガキの差出人欄に捺す、住所氏名入りのハンコのような機能だ。
 で、これがハンコみたいだからかどうか、自分の場合は何となく署名を登録せず、いつもその場で署名するようにしている。署名に凝らない気分は、パソコン通信時代のなごりかもしれない。当時は通信速度が2400bps程度ときわめて遅く(今のモデムは56000bps、ISDNなら64000bpsだ)、送られてくる文章が表示されていく様子を目で追うことができるほどだった。こういう環境下では、何行にもわたる署名は嫌われていたのだった。
 ともあれその場で書く署名に盛り込まれるのは、自分の名前、メールアドレス、まんぷくやのURL(http://www.pluto.dti.ne.jp/~imasa/)程度である。メールを書くごとにこれらをタイプしているおかげで、ここだけタイプ速度が異様な高速になり、これはこれで心地よい。ときどき、勢い余って「imasa@pluto.dti.ne.jp/~imasa/」なんて、メールアドレスとURLがまざってしまうこともあって、思わず笑ってしまうのだった。