【元記事】
眠い目をこすりこすりチェックアウトをすませる。今日は芦ノ湖へ行くことになった。ひと足先に東京へ戻るCさんと別れ、強羅駅へ。ここからケーブルカーで層雲山へ、さらにロープウェイで芦ノ湖へ向かう。ロープウェイはスキーのリフトに似てるね、などと話していたらとんでもない深さの谷を渡る区間に出た。高い所が苦手なU氏は体をこわばらせている。リフトでこの高さだったら誰でも手軽に即死できるだろう。地上の岩原には温泉の煙が幾筋も上がっており、ロープウェイの窓を開けたら硫黄の匂いが強く入ってきた。
ロープウェイは芦ノ湖まで続いているが、姥子(うばこ)で降りて遊歩道を湖までぶらぶら歩くことになった。都会で仕事をしていると土を踏む機会はまずなく、足下の柔らかい感触が心地よい。芦ノ湖畔で昼食。少しくつろいだのち、車が置いてある強羅まで、今度は芦ノ湖からロープウェイに乗って戻った。
強羅まで戻ったところで、小田急線で帰るグループとレックスに乗ってゆくグループに分かれる。さすがに平日の午後、渋滞にもつかまらず無事帰宅。