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きになる新刊『科学者のための法律相談』『デジタル技術と手製本』『総天然色のタイムマシーン』『希望格差社会』『大失敗』

【元記事:格差社会』『大失敗』:d:id:manpukuya:20070404:book

京都第一法律事務所・編著『科学者のための法律相談 - 知っておいて損はない25の解決法』

科学者のための法律相談―知っておいて損はない25の解決法

科学者のための法律相談―知っておいて損はない25の解決法

タイトルを見て「おお、うまいなあ、いいなあ」と思った本。研究費の不正利用、データの捏造など、科学者にとって身近な事例を採り上げているとのこと。

坂井えり『デジタル技術と手製本』

デジタル技術と手製本 デザイン製本 (4)

デジタル技術と手製本 デザイン製本 (4)

究極の「本作り」、手製本のマニュアル本。ここまで凝らなくても、自分の原稿を自分で刷って自分で製本するのは楽しいです。

諸河久+吉川文夫『新版・総天然色のタイムマシーン - フルカラーでよみがえる地方私鉄の黄金時代』

総天然色のタイムマシーン―付:K2の時代

総天然色のタイムマシーン―付:K2の時代

昔の鉄道の、珍しいカラー写真を集めた本。意外なほど昔のカラー写真というのは大好きだけれど、これは5000円か。

  • 関連記事:「カラーで見る昭和初期」(d:id:Imamura:20060108:color):時代が下るほど、より昔のカラー写真を見られるようになる逆転について。「100年前のカラー写真」(d:id:Imamura:20030616:p3)も。

山田昌弘希望格差社会 - 「負け組」の絶望感が日本を引き裂く』

格差社会を考える本のはしりが文庫になった。読んだときの感想はd:id:Imamura:20051017:bookに。関連する記事のまとめは、NHKスペシャルの「ワーキングプア」の感想に(d:id:Imamura:20060725:workingpoor)。「同II」の記事も(d:id:Imamura:20061211:workingpoor)。

スタニスワフ・レム『大失敗』

FIASKO‐大失敗 (スタニスワフ・レムコレクション)

FIASKO‐大失敗 (スタニスワフ・レムコレクション)

レム最後の長編。asahi.comの書評「コミュニケーションの極限状況描くが面白かったので紹介。

エレベーターの「開く」ボタンはほぼ左

【元記事:エレベーターの「開く」ボタンはほぼ左:d:id:manpukuya:20070404:elevator

[写真:エレベーターの開閉ボタン]これはまさに、「エレベーターのボタン配置に関する調査報告」(→d:id:Imamura:20060607:elevator)。デイリーポータルZの記事はちゃんとメーカーに取材して、「開閉ボタンの左右の配置や色については、とくに決まりはない」という話を引き出している。

ちなみに、「開く」ボタンが右にあるエレベーターも発見されている。見たい人は、浅草の神谷バーが入っているビルのエレベーターに乗ってみよう。

あと、「開く」「閉じる」が上下に配置されているエレベーターもある。たとえば千代田線の乃木坂駅、赤坂寄りの改札付近にある、地上と地下を結ぶエレベーター。

そんな感じで、ふだん見慣れているものも改めてじっくり見てみると、面白いことがわかったりするのだった。