きになる本『萌え萌えジャパン』『発進後30年!「宇宙戦艦ヤマト」健在ナリ』

【元記事:きになる本『萌え萌えジャパン』『発進後30年!「宇宙戦艦ヤマト」健在ナリ』:d:id:manpukuya:20050401:book

新刊案内を見ていて、気になった本。

[書影:萌え萌えジャパン 2兆円市場の萌える構造]萌え萌えジャパン 2兆円市場の萌える構造
堀田純司・著、講談社、1680円、ISBN:4063646351bk1](日本の「萌え」の現状を伝えるルポ。「Web現代」の連載をまとめたもの。[著者のサイト][→ITmediaの著者インタビュー])
[書影:発進後30年!「宇宙戦艦ヤマト」健在ナリ]発進後30年!「宇宙戦艦ヤマト」健在ナリ
円道祥之・著、宝島社、1365円、ISBN:4796645624bk1](宝島だけれど「僕たちの好きな」シリーズとは違うようだ。「初放映から30年、新たな問題意識から、TVアニメ『宇宙戦艦ヤマト』を解読する!」とのこと)

「ブックオフは出版界にとって『悪』か?」

編集者としての私個人は「それでも読んでくれて嬉しい」と思う気持ちがあります。

ブックオフは出版界にとって「悪」か?

まったくその通りで、古書店もまた、本に触れる機会の一つであると考えている。d:id:Imamura:20050316:yでは下のように書いた。

本を作っている立場からすると、どんな本であれ、本を読んでくれるのはありがたい。「本を読んだ方がよいらしい」と考えてくれるだけでもありがたいものだ。

まんぷく::日記 - 「出版業界が狙う”ジェネレーションY”」(ビタミンX)

このエントリで「ほかにも考えたことはあるのだけれど」としたのは、ブックオフのことだった。

人が本を読まない一因には、本を読むことになにか気分的なハードルがあるからかもしれない。とすれば、本を読むことへの抵抗感を減らしたい。本の値段が、その本を読むことへの抵抗感の一因になっているならば、ブックオフAmazonマーケットプレイスで試しに買ってみるのもよい。それで面白い著者やジャンルが見つかったら、いつか新刊を買ってくれればよい。

古書店やブックオフ、Amazonマーケットプレイスで自分が編集した本を見つけたら、「古本屋に売った人はこの本を一度は買ってくれたのだから、それはそれでありがたい」と考えている。

「それでも、古書ではなく新刊を買ってほしい」と思う出版人は、新刊で買いたくなるような本、古本屋へ売る気にさせない本を目指すしかないだろう。

(万引きの問題は改めて)

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  • 「本の即売」(d:id:Imamura:20041126:tama)…著者さんの講演に同行して本を即売した。その場では赤字だけれど、本の存在を認知してもらう機会は活用したい。一冊一冊を地道に売っていけば、読んだ人が別の人に「面白かったよ」と紹介してくれる機会も増えていく…という話。
  • 「読書体験拡張装置としての古本屋」(d:id:Imamura:20050406:bookoff)…元記事にトラックバックされていた、面白い記事の紹介など。

「bk1はてな この『編集者』の本は面白いよ! というのがあったら、教えてください。」

こういうときに名前を挙げられるような編集者になれるといい…のかな。どうだろう。わからない。