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BSマンガ夜話「宮谷一彦『肉弾時代』」

【元記事:『肉弾時代』」:d:id:manpukuya:20031101:p2

という状況で、偶然録画されていたのを試聴。

宮谷一彦夏目房之介がしょっちゅう採り上げていて、番組中も「たぶんマンガ批評で、宮谷一彦について僕がいちばんページ数(を多く)書いていると思う」と言っていたほど。彼が持ってきていた、大量のスクラップが圧巻。いしかわじゅんも「いや〜本当に好きだったね、みんなマネしたもの」とデレデレで、大月隆寛に「顔が女の子になってますよ」と指摘されていたのがおかしかった。

現在買える作品は、1976年の作と彼としてはやや遅めの、『肉弾時代―併録「肉弾人生」嫁売ジャイアンツ篇』(太田出版QJマンガ選書、1800円、ISBN:4872333896)のみ。キーワード化のために「google:宮谷一彦」としたら、宮谷のファンサイトが出てきた。それによると来年、フリースタイルという出版社から、彼の代表作『ライク ア ローリングストーン』の復刻版が出るそうだ。これは楽しみ。

偶然日記:録画

【元記事:偶然日記:録画:d:id:manpukuya:20031101:p1

10月30日の木曜日。BS2で放映される映画『スモーク』の録画を、HDD/DVDレコーダにセットしておいた。

それとは別に、出がけにDVDの作成を始めておいた。これは、HDDに録画した内容をDVDに移す作業で、作成中はほかの操作はできない。だから、出かける前にDVDを作り始めるのが効率がよい。

家を出てから思い出した。このDVDレコーダは、DVDの作成が終わると「もう1枚、同じ内容のDVDを作りますか?[はい][いいえ]」というダイアログボックスを表示する。この状態のまま、予約録画の時間が来たらどうなるのか。まさか入力待ちのまま、録画もせずに神妙にしていたりはしないだろうか。

その日は帰りが遅くなり、家に着いたのは『スモーク』の放映が終わってからだった。すぐにデッキの状態を確認してみると、録画状態であることを示す赤いランプがついている。『スモーク』はもう終わっているのだが、どういう具合かその続きも録画され続けていた。テレビをつけてみると、BS2では『BSマンガ夜話』をやっていた。しかも、扱われているのは宮谷一彦ではないか。このマンガ家は、夏目房之介がよく紹介しており、以前から気にはなっていた。しかし今日、このテーマで『BSマンガ夜話』が放映されるとは知らなかった。

不思議な気分で、そのまま番組が終わるまで録画し続けた。