E1119 - 英国出版社協会が図書館による電子書籍貸出の基本方針を公表 | カレントアウェアネス・ポータル

「英国の出版社協会(Publishers Association:PA)が,英国の図書館・情報専門家協会(CILIP)のカンファレンスの場で,公共図書館による電子書籍の貸出に関する出版社側の基本方針を発表した」。ざっくりいうと以下。

    • ひとつの資料は同時に一人にのみ貸せる
    • 利用者が住んでる地域に応じて借りられるかどうかを区分
    • 図書館に来ないと借りられないように
    • 期間が過ぎたら読めなくする

「上記の基本方針は最大限厳しくした場合のものであって,すべての出版社が上記の基準で行動するわけではない」。それにしても厳しい。版元の都合で考えると仕方がないか。「CILIPの最高責任者モーガー(Annie Mauger)氏のコメント」として、図書館を知の最先端の場所にしたいのにこの方針はその動きを逆行させるもので、「PAの発表は必要な議論の『第一歩』であるが,これから先の議論には『長い道のり』があると述べている」。ですよねえ。