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小惑星探査機「はやぶさ2」の記者説明会(第2回タッチダウン運用の結果と航法誘導)

(編集中)

小惑星探査機「はやぶさ2」の記者説明会(19/7/25)ライブ配信 | ファン!ファン!JAXA!

小惑星探査機「はやぶさ2」は、現在、リュウグウの中心から約20km上空のホームポジションの位置にいて、先日実施したタッチダウンの際に取得した各種データを順次地球へ送信しています。

今回の説明会では先日実施した第2回タッチダウン運用について、探査機の姿勢や航法誘導の話を中心に説明を行う予定です。

小惑星探査機「はやぶさ2」の記者説明会(19/7/25)ライブ配信 | ファン!ファン!JAXA!

日時

  • 2019年7月25日(木)15:00~16:00

登壇者

はやぶさ2」プロジェクトチーム

  • ミッションマネージャ 吉川真(JAXA宇宙科学研究所 宇宙機応用工学研究系 准教授)
  • 航法誘導制御担当 照井冬人(JAXA宇宙科学研究所はやぶさ2」プロジェクトチーム ファンクションマネージャ)
  • 航法誘導制御担当 大野剛(JAXA研究開発部門 第一研究ユニット 研究開発員)
  • 航法誘導制御担当 吉川健人(JAXA研究開発部門 第一研究ユニット 研究開発員)
  • 光学航法カメラ担当 山田学千葉工業大学 惑星探査研究センター 主任研究員)

中継録画

関連リンク

本日の内容

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目次

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はやぶさ2」概要

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ミッションの流れ概要

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1.プロジェクトの現状と全体スケジュール

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2.第2回タッチダウン運用について

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  • 今回の位置精度は60センチ。前回の位置精度は1メートル

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(動画)

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PPTD-TM1画像とPPTD-TM1B画像の比較。

第2回タッチダウンの課題(第1回との違い)

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運用シーケンス実績(全体)

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運用シーケンス(低高度)

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フライトデータ(LIDAR/LRF履歴)

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実測のデータ。黒の点線と実線が重なっていればよい。LRFの動作を始めたらいい感じで推移。

ターゲットマーカ捕捉のために要求された位置精度

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結果(降下軌道・ホバリング高度)

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カメラの受光量低下

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DBT/NBT画像とターゲットマーカ追尾

(動画)

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ターゲットマーカを一度も見失うことなく降下できた。

8.5m以下最終降下・タッチダウン時探査機挙動

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LRF-S2

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8.5m以下最終降下・タッチダウン時探査機挙動

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安全策について。問題なくサンプル採取できた。

第2回タッチダウン精度とサンプラホーン接地点

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プロジェクタの温度変化

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PPTD-TM1Bの当日に示した図。プロジェクタイルが発射されたことのエビデンス

キャッチャ室の閉鎖について

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3.第2回タッチダウン運用での取得画像

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縦に長いパノラマ写真。

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この上の画像を横にしたもの。SCIクレーターや接地点、ターゲットマーカが見えている。

参考:W1/W2撮像時幾何学関係模式図

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参考:C01領域付近位置関係

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(吉川氏から)山田さんが仕込んだ撮影タイミングが絶妙で、このような写真を撮れた。

4.第2回タッチダウン地点の名称

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(第1回タッチダウン地点の名称は「たまてばこ」)

今後の予定

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参考資料

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1回目(TD1)と2回目(TD2)のタッチダウンの場所について

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光学航法カメラ(ONC)

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ONC-W2取り付け位置

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質疑応答

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