メディアアーティストの八谷和彦さんが末広町の3331アーツ千代田で個展を開いている。31日と1日にトークイベントがあったので行ってきた。
当日、あさりさんの文字の本『液体燃料ロケットをDIYしてみた 実録なつのロケット団』を買うとあさりさんにサインしてもらえるとのことで、えーじゃあせっかくだからと本を買ってサインしてもらった。なんか他人行儀ですね。
宇宙へ行きたくて液体燃料ロケットをDIYしてみた (学研科学選書)
- 作者: あさりよしとお
- 出版社/メーカー: 学研プラス
- 発売日: 2013/08/28
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログ (14件) を見る
31日のトークは「すすめ!なつのロケット団」ということで、おおむね北海道へ行くまでの話。1日は「爆誕!インターステラテクノロジズ」で、実際に打ち上げ実験をするようになってからの話だった。
「すすめ!」時代の話はあさりさんの本に書かれている。
インターステラテクノロジズの面々。
(最後の女性だけ一般人)
八谷さんの展示はジェットエンジンを買ってきて機体を作ってもらってという話。
八谷さんの本『ナウシカの飛行具、作ってみた』の副題はなんと「メーヴェが飛ぶまでの10年間」。「メーヴェのようなもの」はめでたく「メーヴェ」と名乗ってよくなったそうです。
ナウシカの飛行具、作ってみた 発想・制作・離陸---- メーヴェが飛ぶまでの10年間
- 作者: 八谷和彦,猪谷千香,あさりよしとお
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2013/09/12
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログ (9件) を見る
一方「なつのロケット団」も展示があって、こんな将来計画が。
「宇宙のどこにでも行けるようになる」、つまり星間飛行ができるようになるから「インターステラ」なのだった。
しかしそこへの道のりは険しくて、デジカメがこんなことになったり。
「ひなまつり」というロケットが燃えて「な」の部分が消え「ひまつり」になったり。
これは「すすめ!なつのロケット団」時代に作られたテスト用スタンド(実物)。
ともかく八谷さんにしても「なつのロケット団」にしても、自分がやりたいことを見つけてそこに向かって進んでいる様子は見ていて楽しげでいいなあと思うのだった。
関連記事
- 「メーヴェのようなもの」として以前取材させてもらったときの様子:メーヴェのようなもの(d:id:Imamura:20070512:1178949111)
- メーヴェを製作した方:「M-01/02」の八谷さんと四戸さんにお話を伺う(d:id:Imamura:20070616:SAC)
- なつのロケット団について:次号の「Make:」に「なつのロケット団」の記事が掲載(d:id:Imamura:20110420:make)
- 「ひなまつり」3月上旬打ち上げの取材:打ち上げは月末に延期、晩成温泉 - 2013-03-03(日)(d:id:Imamura:20130303)
(9月21日記)