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Googleマップが「空から日本を見てみよう」に

Googleマップを「航空写真」にしてある程度拡大すると、都心部は斜めからの眺めになった。まるで「空から日本を見てみよう」のようだ。

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斜めビューはメニューからも選べるが、今のところ対象地域内でズームすると自動的に切り替わる。メニューは明示的に斜めビューをオフにしたいときに使う感じ。

東京スカイツリーも。(→Googleマップで見る

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東京タワーも。(→Googleマップで見る

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こうやって同縮尺で画像を並べてみるとスカイツリーの大きさが際立つ。スカイツリーはつるんとしているが案外大きい。そして根本に広場などがぜんぜんなくて、周囲の建物がすぐ近くまで迫っているのがすごい。

新宿副都心。(→Googleマップで見る

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方位を示すリングを回転させると見る向きを変えられることに気付いた。これすごいです。

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新宿は東から見たほうが都庁が奥にあってかっこいいかも。

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お台場のフジテレビとガンダム。(→Googleマップで見る)※このちょっと右に東京ビッグサイトがありますがいまいちでした

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川崎市も斜めで見られるとのことだったので工場を見に行った。

扇島のJFEスチール。東から見たときのディテールがよかった。(→Googleマップで見る

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すぐ東側の原料ヤードは南から。(→Googleマップで見る

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現在斜めビューが提供されているのは東京都、川崎市千葉市仙台市とのことだけど横浜のみなとみらいもぎりぎり見られた。(→Googleマップで見る

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ちょっと戻って羽田空港の新しい滑走路(D滑走路)はちょうど飛行機が離陸するところで影があった。しかし機体は見えずちょっとこわい感じに。(Googleマップで見る

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西から見たら今度は機体のみで影が見えず。

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東から見たら離陸直後の飛行機があって、これはちゃんと機体と影が見えた。

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川崎市の西の端は溝の口のあたりまでだった。多摩川沿いに西進すると小田急線のよみうりランド駅の北側あたりまで斜めで見られる。ここまで来ると小田急線の南側は斜めにならない。

多摩川を渡ると調布市のあたりは調布飛行場がぎりぎり入らないあたりまで斜めビューがあった。中央線でいうと武蔵境駅のあたりまで。

団地はどうだろう。光が丘団地は入っていたが高島平団地は斜めにならず。(→光が丘団地をGoogleマップで見る

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都営三田線だと本蓮沼駅のあたりまで来ないと斜めビューがなかった。東武東上線下赤塚駅まで。西武池袋線東久留米駅がぎりぎり入り、西武新宿線田無駅を過ぎたところで斜めが途切れた。

土木ものだと大橋ジャンクションは高低差が大きくて、斜めビューで見る楽しさがあるかも。(→Googleマップで見る

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渋谷へ出てみた。東横線のかまぼこ屋根は近いうちになくなってしまうだろうから今の様子をキャプチャしておこう。(→Googleマップで見る

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変化が大きいところといえば下北沢もそうで、再開発で大きなビルが建つことになっている。小田急線の下北沢駅はちょうど土曜日から地下化される。(→Googleマップで見る

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工事中の場所で思い出したのが赤坂プリンスホテル。上からだんだん低くなっていく工法で解体中で、斜めビューの写真だとまだまだ高いが実際はもうかなり低くなっているそうだ。(Googleマップで見る

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築地市場も移転が決まっている。(Googleマップで見る

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移転先であるゆりかもめの市場前駅を見に行ったら、隣の新豊洲駅に面白い建物があった。新豊洲変電所とのこと。(→Googleマップで見る

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斜めビューを切って真上からの眺めにしてみると隣の建物やその南側の工事がまだなかった。(→Googleマップで見る

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斜めビューの写真は真上からの写真に比べてきれいだし新しいものが多いようだ。こういう定点観測も面白い。

斜めからの航空写真は「空から日本を見てみよう」で見慣れていることもあってかとても楽しくて、思わずいろいろ見て回ってしまった。Googleマップストリートビューが出てきたときの楽しさを思い出した。

しかし斜めビューはある程度の拡大表示が必要で、広い範囲を斜めに見渡そうとすると画面解像度がもろに効いてくる。1200×1920ピクセルでは狭い。2560×1600ピクセルのモニタを最近デルが出していた(デルから出る…失礼しました)。