トーマス・ネルソンは「キリスト教関連の本を中心に出している中堅出版社」。そのCEOが「なんで高いの」と言ったわけではなくて、よくそう言われるんだそうだ。で、電子書籍にかかるコストを挙げていくエントリの邦訳+要約(原文へのリンクなどが見つかりませんでしたがそういうことですよね?)。
製本代と倉庫代は売値の12%程度(※原価の12%ではない)、ほかにも印税、編集、デザイン、販促、会社としての固定費。電子書籍だとさらに、デジタル化のコスト、品質管理(いろんな端末でちゃんと表示されるかなど)のコスト、電子書籍での流通コストがかかってくる。それらを加味すると、電子書籍は紙より安い今の値段でやっとトントンなのだそうだ。