BS1でアメリカのニュースをやっていて、その中で紹介されていた話。
「ゴーストライディング」(ghost riding)という危険な遊びが、若者を中心に流行している。これは、ゆっくり走らせている車から乗員が降りるなどして、無人になった車の上に乗ったりする遊び。
オートマ車のクリープ現象を利用したり、ギアをニュートラルに入れたりすると、アクセルを踏む人がいなくても車を進ませることができる。運転席に誰もいない車の後部座席から乗り出したり、ドアを開けてボンネットからトランクへ飛び移ったりする。
その様子はネットで公開され、若者の間に広がっているとのこと。
ネットで公開ってつまり…と思う間もなく、画面にはYouTubeのページが映し出された。
これはもちろん非常に危険であり、事故を起こすこともある。ニュースのインタビューを受けていたゴーストライディング愛好家の青年は、「周りに気を配って、安全な場所でやるようにしているよ」と話していたが、そういう人ばかりではない。現に、普通の住宅街でゴーストライディングを行い、電柱に突撃してフロントがグシャリ、という映像もある。
警察の人の「危ないからヤメレ」というようなコメントでニュースはしめくくられていた。