10月27日(金)の夜23時から、BS hiで「アンダルシアの夏」「カクレンボ」「ほしのこえ」をやるよー。
- 「茄子 アンダルシアの夏」
黒田硫黄原作の漫画「茄子」の一編をもとに、宮崎駿監督作品でアニメーターとして活躍してきた高坂希太郎が映像化。リアルで臨場感溢れるレースシーンが展開するほか、自転車ファンを喜ばせる遊び心が随所にちりばめられた作品。
舞台は、スペイン・アンダルシア地方。そこで世界三大自転車レースの「ブエルタ・ア・エスパーニャ」が開かれていた。今シーズン勝利に恵まれないペペは、レースの最中にスポンサーから契約解除の通達を受ける。やがて、生まれ育ったアンダルシアの村にさしかかると、そこでは、ペペの兄アンヘルとかつての恋人カルメンの結婚式が行われていた……(2003年/日本)
- 「カクレンボ」
暗い街があった。荒廃し、渾沌とした街の中に出来る隙間。路地の明かりがともるとき、その向こうには、子供にしかできない遊び、子供にしか入れない世界があった。子供たちは、知っている。鬼と呼ばれる異形の者達と遊ぶ「カクレンボ」のことを……カクレンボをして行方不明になった妹を探すためにカクレンボに参加する少年ヒコラとヤイマオ。鬼の正体を暴こうとする3人組のノシガ、タチジ、スク。不気味な双子インム、ヤンク。そしてたった一人の女の子。子供たちは知りたかった。この遊びを、この街を、この世界を……
森田修平と桟敷大祐の若手コンビがおくるホラーアニメーション。
- 「ほしのこえ」
2046年、関東某県の中学に通う長峰美加子と寺尾昇は同級生。同じ部活で仲の良いふたりだが、中学3年の夏、ミカコは国連軍の選抜メンバーに選ばれたことをノボルに告げる。2047年、冬、ミカコは地球を後にし、ノボルは高校に進学する。地上と宇宙に離れたミカコとノボルは携帯メールで連絡をとりあうが、リシテア号が木星・エウロパ基地を経由して更に太陽系の深淵に向かうにつれて、メールの電波の往復にかかる時間は開いていく。ノボルはミカコからのメールだけを心待ちにしている自身に苛立ちつつも、日常生活を送っていく。やがてリシテア艦隊はワープを行い、ミカコとノボルの時間のズレは決定的なものへとなっていく……
新海誠が作品のほぼ全てを一人で制作したことで注目を浴び、『第6回文化庁メディア芸術祭』特別賞、『第8回AMD AWARD』Best Director賞、『デジタルコンテンツグランプリ2002』エンターテイメント部門・映像デザイン賞など国内外の数々の賞を受賞した。
「BSオンライン:BS映画カレンダー」には、このほかNHK BSで放送される映画の一覧が出ている。今月はクリント・イーストウッド特集をやってます。