偶然日記

会社のAさんは、ある日昼食を買いに出た際にふと思い立ち、ケーキを買った。単品ではなく、直径15cmくらいの丸い小さなケーキ。一人では食べきれない大きさだが、しかしこのケーキを食べたい。切って皆にふるまおうと考えた。

会社に戻ったAさんは、ケーキを切り分けた皿をBさんに「どうぞ」と渡した。するとBさん、

「Aさん、わたしの誕生日をご存じなんですか?」

Aさんが珍しくケーキを買ったその日は、たまたまBさんの誕生日でもあった。