【元記事:駆け込み乗車はおやめください。さもないと…:d:id:manpukuya:20030622:p1】
電車に乗っていたら、ドアが閉まってから発車するまでに少しだけ間があった。発車して少ししたら「発車間際の駆け込み乗車は危険です」という放送が入り始めた。あわてて乗ろうとして、ドアに挟まれた人でもいたのだろう。放送は続く。
「思わぬ大きなけがをすることがあります。駆け込み乗車はやめましょう」
おや、と思った。「駆け込み乗車はおやめください」ではないんだ。言い回しの微妙な違いで、車掌さんのいらつきが伝わってくる。
人にそのことを話したら、「以前、『駆け込み乗車はおやめください』の放送が、いくつもの駅で連続したことがある」という話をしてくれた。しまいには、
「駆け込み乗車はおやめくださいと言ったはずです」
という放送になったそうだ。車掌さんの気持ちはとてもよくわかる。そして最後に駆け込み乗車をした人は、「言ったはずですと言われても」と思ったことだろう。