新型肺炎SARS。「謎の肺炎」とはあまり言われなくなったようだが、今後も予断は許せない。しかしこの「SARS」、いったいなんと読むのだ。
asahi.comでは一時「SARS(サーズ)」と出ていたが、今は読みがなは出ていない。なら「エスエーアールエス」なのだろうと思っていたら、先ほど放映されていたTBSの「NEWS23」では「サーズ」と言っていた。どっちなんだ。
実はどちらに読んでもよいのだろうけど、「サーズ」という読みには不思議と抵抗がある。AIDS(後天性免疫不全症候群)を「エイズ」と読むのは平気なのに。なぜだろう。
AIDSを「エーアイディーエス」と読まないのは、「ディー」のあたりで口が疲れるからかもしれない。一方「エスエーアールエス」は口から比較的出てきやすい。そして「サーズ」は「エイズ」と比べると、「サー」のあたりで気が抜けて、単語として認識しづらい感がある。
口にしやすいかどうかで発音方法を決めるとすれば、やはり「エスエーアールエス」かな、というところだ。
そう考えながらほかのニュースを見ていたら、「新型肺炎」と言っていた。逃げてる。