「BS世界のドキュメンタリー」公式サイトがリニューアル、再放送情報も提供へ
上の記事にからんで、公式サイトを見たらリニューアルされていた。
今まで、NHKの「BS世界のドキュメンタリー」のサイトは新規に放送される番組だけが紹介されていた。なので、再放送情報は「NHK番組表 - BS1 - ドキュメンタリー/教養」などを見たりして得ていた。
新しくなったサイトでは、本放送も再放送も同じように扱われるようになっている。これはいい。
またそれぞれのタイトルに固定リンクが用意され、番組の内容へリンクしやすくなっている。すでに放送された番組についても、今年に入ってからの放送分は個別の紹介ページが作られているようだ。
たとえば「首飾りを作ったのは誰?」のページもちゃんとある。
番組を紹介するページには、放送日や再放送日もきちんと記載されている。「担当者メモ」が新設されているのもいい。
番組サイトへ、いくつかの要望
「BS世界のドキュメンタリー」のサイトは非常に閲覧性が上がったけれど、いくつかお願いしたいこともある。
- 横幅固定(しかも1000ピクセル)にしないでほしい
- 「NHKスペシャル」の公式サイトとかに合わせたのかもしれないけれど、横1000ピクセルの固定レイアウトではブラウザのウィンドウを最大化しないとちゃんと見られない。「じゃあ最大化すれば」ではなくて、さまざまな横幅のブラウザウィンドウでストレスなく閲覧できるようにしてほしい。
- 「今後の放送予定」ページの使い勝手を上げてほしい
- 「下記カレンダーの今週以降の各番組タイトルをクリックすると、詳細をご覧頂けます。(一部対応していないブラウザがございます。)」とあるが、ここは単にページ内リンクを使えばJavaScriptいらず、ブラウザ依存なしにできそうな気がする。またタイトルをクリックしてジャンプする「詳細」から、個別の番組の紹介ページへリンクしてほしい。
- 個別の番組紹介ページのタイトルには、番組のタイトルも盛り込んでほしい
- 「BSオンライン:BS世界のドキュメンタリー」で終わりではなく、「BSオンライン:BS世界のドキュメンタリー - 首飾りを作ったのは誰? 〜中国 出稼ぎ少女の労働事情〜」といった具合になっていると嬉しい。
NHK自身が制作している姉妹番組「BSドキュメンタリー」の公式サイトはまだリニューアルされていない。上の要望を採り入れてもらえたらいいなー。
ドキュメンタリー「首飾りを作ったのは誰?」が2月23日にまた再放送
BS1の「BS世界のドキュメンタリー」にて。先週再放送したばかりだけれど、再々放送される模様。放送されるたびに評判になるという感じなのかも。
- 放送日時
- 2007年2月23日(金)/午前10:10〜午前11:00(50分)
ニューオーリンズのカーニバル「マルディグラ」。祭りの名物は山車から投げられる“ビーズ”と呼ばれる首飾り。手にすると幸福が訪れると言われ、見物客たちは先を競って拾う。一方、中国・福建省の工場では、出稼ぎの少女たちが劣悪な労働条件の下、ビーズの製造に励んでいた。事前に撮影した両者の映像を見せた時の、それぞれの反応を伝える。工場主と輸出先にインタビューを行い、少女たちが搾取される実態を浮き彫りにする。
NHK 番組表 - BS世界のドキュメンタリー「首飾りを作ったのは誰?」−中国 出稼ぎ少女の労働事情− 〜2005年 アメリカ カーニバレスク フィルムズ制作〜![]()
- 上よりも詳しく番組内容を紹介した記事:「BS世界のドキュメンタリー『首飾りを作ったのは誰?〜中国 出稼ぎ少女の労働事情』」(d:id:Imamura:20061112:bs1)
番組の感想は、先週(2月15日)の再放送のときに書いた。
「マルディグラ」では、ビーズを受け取った女性は胸をはだけて見せるのが習慣になっている。中国の少女たちはその映像を見て「なにこれちょっと信じらんないんだけど!」みたいな口調で照れ笑い。
一方、「そのビーズ、誰が作っているかご存じですか?」と聞かれたアメリカ人は、祭りの高揚感からちょっと引き戻されたような表情で「さあ…いやな話でないといいけど」「考えたこともない」などと返したりする。
まんぷく::日記 - BS世界のドキュメンタリー「首飾りを作ったのは誰?」が2月15日に再放送![]()
実際なかなか興味深い番組なので、見ようかな→結局見なかった、の人も今度こそ見てみてはいかがでしょうか。
- →番組を紹介するページができていた:「BSオンライン:BS世界のドキュメンタリー - 首飾りを作ったのは誰? 〜中国 出稼ぎ少女の労働事情〜」
晴れ
- 2007年2月21日の記事をまとめ読み:http://ima.hatenablog.jp/entries/2007/02/21