- http://d.hatena.ne.jp/ru_ka/20040224
- http://d.hatena.ne.jp/Piccoli/20040223
- http://d.hatena.ne.jp/SSU/20040225
たそがれの吉野家
吉野家から牛丼がなくなってどうなったか、試しに行ってみた。
頼んだのは豚キムチ丼、450円。黙々と食べる。なんとなく、店員の気が入っていないというか、覇気がないように感じる。なんだか暗い雰囲気。
理由がわかった。この店にはBGMが流れていないのだ。牛丼を売っていたあの頃は、牛丼はおいしい、牛丼を食べよう、といった店内放送が景気よく流れ、客はがつがつと牛丼をむさぼっていた。
しかし今や、そのような店内放送は流せない。
ラジオか有線でも流せば、とも思うが、そういう汎用的な設備はないのかもしれない。元気のいい牛丼屋から、やけに沈んだ店になってしまった吉野家。
静かな店を出るときの「ありがとうございました〜」は、おざなりではなく心がこもっている印象で、牛丼のない吉野家に来てくれて本当にありがとうと言っているように聞こえた。
晴れ
- 2004年2月24日の記事をまとめ読み:http://ima.hatenablog.jp/entries/2004/02/24