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「シン・ゴジラ」とそのリンク集

シン・ゴジラ」が公開されたのは7月29日で、ネットではさっそく話題になっていたため自分としては珍しくすぐにあわてて観に行った。圧倒的な情報量でとても面白くて大満足。庵野秀明はすごいなあ。

話を盛り上げるためだけに状況を悪化させるような展開がなく、登場人物はみな自分の職責のもとベストを尽くそうとするのがよい。プロフェッショナルしか出てこないところは、火星暮らしの映画「オデッセイ」と共通したものを感じた。

  • 参考:「オデッセイ」は重力表現が不満だがプロフェッショナルしか出てこないのがよい(d:id:Imamura:20160212:themartian

この記事を書いているのは公開から約1年後だから、何度も観に行く人が出たり「発声可能上映」が開催されたりすることはもうわかっている。このあと8月26日に公開される「君の名は。」の興行収入200億円超えは別格だが、興収80億円は大ヒットといってよい。

↑ここには「シン・ゴジラ」は16位とある。「君の名は。」の興行収入が記事執筆時点で確定しておらず掲載されていないが、少なくとも2位に入るのは確実だから「シン・ゴジラ」は現在17位ということになる。大したものだ。

シン・ゴジラ」をもとにたくさんの議論が出てきたのも興味深かった。今の日本のありさまを投影したような内容だし、これについて語ると自分がどんな人間かを語ることになる面がある。庵野秀明はそういう普遍性がある作品を作るのがうまい。

シン・ゴジラ」関連の記事を見かけるたびにメモしていたらすごくたくさんになった。

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シン・ゴジラ音楽集

シン・ゴジラ音楽集

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彼は大半のスタッフを敵に回したけれど、それくらいじゃないと、この作品のレベルに達することはできない。完成した作品の出来を見て、スタッフはコロっと(味方に)ひっくり返った。ああよかった、と思いましたね。

【シン・ゴジラ】樋口真嗣監督がエヴァンゲリオンの盟友・庵野秀明総監督を語る 「破壊しながら前に進む。彼こそがゴジラだった…」(1/4ページ) - 産経ニュース

8月25日

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9月2日

シン・ゴジラ」はおよそ多様な見方を許す映画で、この、「簡単に要約できないディテールの豊富さ」こそが、この作品を特別な映画にしているのだと思う。

(…)

優れた映画は、脚本に書かれている本筋のストーリーとは別に、観客の脳内に眠っている物語を再稼働させることができる。

巨災対の諸君、お家に帰ろう:日経ビジネスオンライン

このあたりから日経ビジネスオンラインが「『シン・ゴジラ』、私はこう読む」という特集を始める。のち電子書籍にまとめられた。

「幹部は死なない」という考えと、「憲法九条さえ唱えていれば日本は平和だ」と信じている人のメンタリティって、互いに通じるものがないでしょうか。もし憲法九条自体が抑止力になり得るのであれば、世界中の国が採用するんじゃないですか。でも現実には日本だけです。

石破氏:ゴジラを攻撃した戦車はどこから来たか:日経ビジネスオンライン

9月3日

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9月5日

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http://4koma-eiga.jp/fourcell2/arcade/entry/1574/img2.jpg

シン・ゴジラ - 四コマ映画〜あの映画を四コマで紹介〜

9月21日

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シン・ゴジラ音楽集

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2017年2月2日

ジ・アート・オブ・シン・ゴジラ ([バラエティ])

ジ・アート・オブ・シン・ゴジラ ([バラエティ])

いやーどれも面白い。これだけ語らせる「シン・ゴジラ」はすごい。

しかし今年はこのあと8月26日には「君の名は。」、11月12日には「この世界の片隅に」が公開されるのだった。

(2017年6月21日記)

以下追記:2017年11月12日

さらに追記

この世界の片隅に」でもリンク集を作ったら、長すぎて1日に書ける文字数をオーバーしてしまった。