AMD主催のブロガー向け勉強会

AMDはコンピュータ用のCPUなどを作っているメーカーである。パソコン向けCPUのシェアはIntelがとても大きいが、AMDIntelに次ぐメーカーとしてがんばっている。

そのAMDが新しいCPU「FXシリーズ」をリリースした。ついてはブロガーの皆さんをお招きしてレクチャーするから、実際にAMDの新CPUを使ってマシンを組み上げるのと合わせてブログの記事にしてくださいという企画があると知った。

ちょうど先日、パソコンを新調したいという記事を書いたところだ。

CPUとマザーボードを提供してもらえるならありがたい。深く考えずに応募したら当たって行ってきた。

場所は東京駅日本橋口を出てすぐの新しいビルの10階。日本AMDは最近ここに引っ越してきたとのこと。

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会場の様子。

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勉強会は19時半からということで食事が提供された。ごちそうさまでした。

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勉強会の様子はTwitterの「#AMD勉強会ハッシュタグでツイートをとの案内が。

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このハッシュタグから参加者のみなさんのIDを拾い、Togetterにまとめてある。

AMDのCPU「FXシリーズ」

FXシリーズについての記事を集めた。先月に発表されたばかりなのね。

FXシリーズのロゴがこちら。

「UNLOCKED」とあるのはクロック数がロックされていない、つまり「オーバークロックしてね!」ということ。CPUのクロック(動作周波数)を上げられるとうたうのなら、最初からそういうクロックの製品として出せばいいのでは? と疑問に思う。会場からもそういう質問が出ていた。

これに対してAMDからは熱の問題などがあるという話。つまりCPUの能力としてはもっと早く動かすことはできる、ただしちゃんと冷やしたりしなければならず保証ができない、そこは各ユーザーが工夫してほしいといったニュアンスだった。

CPUを早くする工夫について

コンピュータを早く動かすにはクロックを上げるのが手っ取り早い。しかし単にクロック数を上げていくと発熱の問題が出てくる。今のCPUの動作周波数は3GHzから4GHz台で、ここ数年頭打ちである。

そこで最近はCPUをただ早く動かすだけでなく、動作効率を上げるアプローチがとられている。CPUに次々に届く命令をどう処理するかを工夫する。AMDのFXシリーズも、クロック数を上げずに処理能力を上げるためにいろいろな方法が使われている。勉強会ではとても詳しく解説されたが難しくて自分にはとてもついていけなかった。

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ASUSマザーボード

プロガーに支給されるマザーボードASUS製の「SABERTOOTH 990FX R2.0」というもの。ASUSの方が自ら解説してくれた。

ASUSAMDマザーボードのうち、Socket AM3+という規格のものは3種類ラインアップされているとのこと。

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Intel全盛の今、あえてAMDのCPUを選ぶのはオーバークロックしたい人が多そうだからブロガー勉強会でも「Crosshair V Formula-Z」がふさわしいように感じる。しかしこれは発売が明日に決まったため今日はお渡しできないと説明された。

上記3種のマザーボードBIOSを飛ばしてしまってもメーカーへ修理をお願いする必要がない。「USB BIOS Flashback」は面白いしくみだと思った。

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SABERTOOTHは軍用規格のパーツを使っており耐久性が高いのが売り。

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これいいですね、「TUF Thermal Radar」。マザーボード上の10か所に温度センサーがあり、個別にモニタリングできる。マザーボードのどこがどのくらい冷えているかが詳しくわかる。パソコンの自作ではケース内の空気の流れ(エアフロー)の制御が重要だからありがたい。

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ASUSTCOのことを考えて製品を作っていますというアピール。

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そして最後に、「ASUS」の読み方は「エイスース」で行きますのでよろしくという話。

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歌まで作って周知に努めている。

今まで「ASUS」の読み方は「アスース」のほかにも「エイサス」などいろいろあって、これは複数ある日本代理店によっても違っていたとのこと。「でもこれからはエイスースでお願いします!」だそうだ。

AMDのハイエンドCPU「FX-8350」

AMDから支給されたCPUは最上位モデルの「FX-8350」だった。クーラーなどはつかないバルク品

AMD FX-series プロセッサ FX-8350 Socket AM3+ FD8350FRHKBOX

AMD FX-series プロセッサ FX-8350 Socket AM3+ FD8350FRHKBOX

そのほか、メモリやビデオカードなどのプレゼントを抽選して勉強会は終わった。

今後の予定

さて、このマザーボードとCPUでどんなマシンを作ろうか。

今使っているベアボーンを組んで以降、パーツ類はほぼ全部処分してしまっている。全部買い直しだー。

必要なものは以下。

ケース
先日の記事では小さくて静かなマシンを考えていた。しかしSABERTOOTHはマザーボードのサイズとしては一番大きいATX規格だ。となるとケースはけっこう大きくなってしまうだろう。
電源
FX-8350は上のベンチマーク記事にもあるように消費電力が大きい。電源は容量が大きめのものにしないとね。
CPUクーラー
支給のCPUは本当にCPUだけでクーラーはついていない。静かなマシンにするには水冷もよいと友人にアドバイスされた。
メモリ
64ビット版のWindows 8を使う予定なので3GBの壁はない。8GBもあればいいだろう。
ストレージ(HDDかSSD
システムをSSDに入れるといろいろ待ち時間が短くなって快適。PCと一緒に使っているMacBook AirSSDで、これは画像ファイルをPhotoshopのアイコンに落っことすとわずか7秒で編集可能になる。すばらしい。容量は128GBもあればよい。データ類はHDDに入れることにして、今使っているマシンから移設しよう。
ビデオカード
これが一番悩ましい。なぜなら製品がたくさんありすぎちゃって困るのだから。いまパソコン用のビデオカードに使われているチップはAMD製の「Radeon」とNVIDIA製の「GeForce」の2種類。そのどちらかから製品のレンジ(ハイエンド、ミドルレンジ、エントリー)を選んで、どのチップにするか決まっても終わりではない。今度はそのチップを使っているたくさんのビデオカードから具体的な製品を選ばなければならない。大変だ。

ともかく情報収集だ。

配付資料

勉強会で配布された資料を下にアップしました(アップなのに下とはこれいかに)。

ほかのブロガーさんの記事

見つけられたものだけですが。また適宜追加しています。

kyamaBlog(http://kyama.blogdns.net/http://kyama.final.jp/
パラレルに恋して(d:id:telmin
安値世界一への挑戦(http://web-price.info/
ぶっちろぐ(http://bucci.bp7.org/
徒労日記(http://dolls.orz.hm/
zero(http://blog.goo.ne.jp/zero_1977
Linux/CGP作業メモ(http://blog.isnext.net/issy/
悩み多き文教市場のインフラ屋さん(http://infra20th.wordpress.com/
うだうだWebloghttp://na-inet.jp/weblog/
Amazonの悪魔(http://www.konozama.jp/

(11月23日記)

追記

続きはこちらに。