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宇宙ステーション補給機「こうのとり」3号機(HTV3)の説明会

取材 ISS

登壇者

  • 小鑓幸雄:JAXA/HTVプロジェクトチーム プロジェクトマネージャ(写真左)
  • 上垣内茂樹:JAXA/宇宙環境利用センター技術領域総括(写真右)

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※1分10秒くらいに始まります

配付資料

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配布画像

AQH(C)JAXA

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AQH2(C)JAXA

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魚輸送容器(C)JAXA

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触媒反応器の輸送(C)JAXA

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水処理装置(C)NASA

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HRRラック(C)JAXA

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トランスポンダ(C)JAXA

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国産RCSスラスタ(C)JAXA

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国産メインエンジン(C)JAXA

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曝露パレット(C)JAXA

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i-Ball(C)IHIエアロスペース

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REBR(C)NASA

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質疑応答

毎日新聞のだ:こうのとり3号機の容積は
小鑓:持ち合わせていないが直径4メートル長さ3メートルくらいの円筒。
のだ:世界唯一の、とはなにが?
小鑓:船内の実験装置として共通ラックを運ぶ。これはけっこう大きくて1.2メートル立方。これを運べる。ATVやソユーズのドッキングベイは80センチくらいでこのような大きさのものは運べない。
のだ:NASAの依頼で運ぶ物資があるとのことだが他国のものもあるのか
小鑓:運ぶものはNASAが言ってくる。ヨーロッパのものもある。
のだ:ロシアのものは?
HTVフライトディレクターあそう:ロシアのものはない。
のだ:国産化技術について。通信機は従来どこのものを?
JAXA:カナダMDA社のトランスポンダ。
のだ:コマンド、テレメトリなどをやり取りする?
小鑓:その通り。
のだ:i-Ballはどこの写真を撮るのか
小鑓:与圧時と、放り出されたとき後方でHTVがリエントリしバラバラになるところを撮影。どういう壊れ方をするかを調べる。
のだ:緊急輸送について。8ページに触媒反応器の予備品とあるが
小鑓:軌道上にあったが故障したため運ぶということ。
のだ:いま軌道上にある人には大丈夫?
小鑓:はい。

NHKこぐれ:p1。物資搭載能力の改善について具体的に。またコストダウンは具体的にいくらか、また効果的だったところを。
小鑓:ユーザーフレンドリにしたのは、あとになって「これも運んでくれ」ということがありそういう対応力を上げた。30個から80個に。コストは開発費はかかっているが国産化が終わった時点で3億円ほど安くなって140億円になった。これに一部開発費がかかったためそのぶん上乗せされて2号機までと変わらなくなっている。

読売新聞ほんま:国産化について。スラスタはすでに使われているものか、初物か。
小鑓:通信装置そのものはいろいろあり近傍通信装置を新たに開発。
ほんま:スラスタについては
小鑓:エンジンは500Nと大きく、衛星で必要な推力は20N程度なのでHTVのものを使うことはない。使おうという手が上がったのは海外のコマーシャルな輸送機。
ほんま:新型エンジンの搭載は初めて?
小鑓:その通り。

時事通信まつだ:i-Ballなどの耐熱は何度まで
小鑓:アブレータですね
JAXA:1000度以上とはわかるがJAXAが開発したものではなく具体的な数字は持ち合わせていない。
まつだ:小型衛星はISSからはやったことはない?
上垣内:はい
まつだ:ミールやスカイラブの時代は?
JAXA:ミールでやっています。学生のバスケットボール大の衛星を船外活動で放り投げた。
まつだ:HTVの離脱時に放り出すという方法は
小鑓:そういう方法もあるかもしれない。与圧部に搭載できるのは打ち上げる側にとって打ち上げ環境がよい。

共同通信たけおか:SIMPLEはどのくらいの期間出しておくのか。
上垣内:MCEが3年間ついている間ずっとふくらませておく。ちゃんとふくらむか、どの程度もつかという話。
たけおか:素材は
上垣内:あとでお答えします。
たけおか:海外でも同じような実験をしているか?
上垣内:しているはず。
たけおか:日本独自の発想というより海外もということ?
上垣内:こういうものを使うという発想は各国持っている。具体的な技術をここから詰めていく。
たけおか:日本では初めて?
上垣内:こういう形では。
たけおか:月面タワーについて
上垣内:軽くても最低限耐えられればよく、いかに軽く小さく持っていくかが月面では重要。
たけおか:発電衛星について
上垣内:発生した電力を地球に送ったり月で使ったり。そういうことをするときにインフレータブル構造が重要。
たけおか:三角になっているのはどういう構造?
上垣内:宇宙ではいろいろな形の大きな構造物を作る。インフレータブル構造にしてあれば梁として使えることを示している。太陽電池パネルの支柱などに使える。
たけおか:テラリウムについて。入れたあとに循環処理が必要になるか
上垣内:はい。そういう使い方も考えられるということ。
たけおか:右下の写真はどうふくらむか
上垣内:これがふくらんだ状態。ふくらむことで支柱を伸ばしている。

(つくばにマイクを移動)

NVSかねこ:HTV3号機がISSに到着するとき星出さんがキャプチャする可能性はあるのか。緊急荷物で除外されたものは
小鑓:星出のフライトは各局間で調整中。仮に乗った場合星出がつかむかは今のところ未確定。NASAの緊急輸送ではNASAのものを外しているしJAXAも同様。

(東京事務所にマイク戻る)

あそう:HTVの容積について。内側の容積は35m3。荷物を積む部分は12m3の容積がある。標準サイズのバッグ224個ぶん。
のだ:そこに3.5トンが入るということ?
小鑓:その通り。

NHK水野:i-Ballについて。HTVが破壊される高度は。HTVが壊れると自然に出てくるという考えか。またどのくらい撮影するのか、伝送は
小鑓:破壊高度は78キロを想定。2号機のデータから予測。データは下りてからイリジウムで伝送。写真の枚数は…。
JAXA:伝送量が限られているが1秒おきに40枚程度撮ることにしている。
小鑓:回収はしない。南太平洋に落下し回収コストがかかるため。また与圧部が壊れたとき自然に出てくる。
JAXA:タイミングは飛行経路によって変わるがHTVはだんだん加熱されていく。どこが熱くなってくるかの温度状態を調べる。たぶんハッチから。
水野:それはどうやってわかるのか。
JAXA:タイミングをとる。センサーはない。放出後飛散している状態をまた一定間隔で撮る。安定せず回転もするのでどれかは撮れるだろうという期待で。

赤旗しんぶんなかむら:インフレータブル構造のふくらむしくみについて
上垣内:圧縮したものをボンベから入れている。軌道上で高圧のガスを入れることによってふくらむ。まず1本マストをつくってもつかどうか。次に何本か持って行って構造物を作れるかを検証。

時事通信まつだ:i-Ballなどについて。撮れた写真の扱いは
小鑓:データの扱い…知財や企業秘密、軍事方面もあるかと思うがJAXAは基本的にデータを出すものと考えている。i-BallIHIエアロスペースが行い、商業につながる部分もあるだろうから公表できないこともあるのでは。特に温度。加速度などは公表できるだろう
まつだ:写真は公開されるか
小鑓:公開します。しかし初めてなので撮れるかどうかはわからない。外に出てからたまたま視界になにかが入ってくるかどうかという話。

毎日新聞のだ:i-Ballでどういう写真を撮れるのか。燃え尽きるときの写真はないのか
小鑓:ない。NASAは飛行機を飛ばしてコストをかけて観測している。JAXAはコストの問題などあり断念している。
のだ:i-Ballの由来は
JAXA:命名はIHIエアロスペースなのでちょっとわかりません。
のだ:大きさや重量は
小鑓:15ページに。(i-Ballは15.5キロカバーこみで17キロ、REBRは4キロカバーこみで8.6キロ)

NVSかねこ:再突入でタンブリングは
小鑓:姿勢制御をしての再突入でタンブリングは行わない。
かねこ:新エンジンの性能について
小鑓:基本的に同等。熱的安定性は向上している。

NHKたなか:HTVとATV、コスト的にどの程度の差があるか。開発が終わったことを想定してどうか
小鑓:ATVのコストはちゃんとしたものは出ていない。
JAXA:ユーロは為替相場でだいぶ変わるが以前の換算では打ち上げも含めた全体で450億円程度と。
小鑓:HTVは40億、ロケットの値段は輸送サービスとしてコストを申し上げにくい

(終了)

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