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3年目のブルースクリーン

母から電話。「パソコンの画面が一面青くなってしまい、どんな操作も受け付けない」という。[Ctrl][Alt][Delete]キーの同時押しにも反応がない由。電源スイッチを押すよう進言したら、あろうことかモニタのスイッチを切って「画面が消えたわ、よかった」と言うような母だが、何とかパソコンの電源を切ることはできた。このような症状が出たのは初めてだと聞き、少し嬉しくなった。

両親がパソコンの購入を決めたのは、2000年の5月ごろ。どんな機種がいいかと相談され、当時発売されたばかりの新OS、Windows 2000が搭載されたマシンをすすめたのである。安定性や、複数ユーザーで使う利便を考えての選択だが、家庭では少しオーバースペックだったかと心配だった。

しかしそれから約3年間、一度もブルースクリーンが出なかったのはまことに立派だ。少なくともOSの安定性という面では、Windows 2000を選んで正解だったと実感したのだった。