『夕凪の街 桜の国』が映画化され、来年の夏に公開されるそうだ。
これはとてもコンテキストが高いマンガで、何度も読み返してはそのたびに発見がある(その点、「未来世紀ブラジル」に似ているかもしれない)。ただマンガは読み返せるが映画は基本的に一回だけのものだから、マンガのコマ運びをそのまま映像にしたのでは、細かな仕掛けに気づかなさそうだ。小道具にこめられた隠喩などを少しわかりやすくして、丁寧にほぐしていったら、いい感じになるかもしれない。
ところで、「amazon売上レポート」3月4日分(d:id:hatenaamazon:20050304)で、このマンガの注文数が「31」ってそれは何。
関連記事
- 『夕凪の街 桜の国』感想(d:id:Imamura:20041112:y)
- 「未来世紀ブラジル」感想(d:id:Imamura:20040402:p1)