面白い。詳しい話はいいやって人でも、「前編」の冒頭は読んでほしい。
- 「テレビが薄型でも、ビデオなどの周辺機器を置くと結局場所を取る」
- 「最近の薄型テレビが目指しているのは『ブラウン管画質』である。そして薄型テレビはまだそこまで到達しておらず、画質はまだまだブラウン管がよい」
といった話が出ている。
また後編に出てくる、画面をカメラで撮影したときの黒い幅(広いほど応答速度が優秀)の話は、トリビア的に面白かった。
それにしても、メディアで採り上げられるテレビといえば薄型テレビばかりだ。値段が段違いだから経済効果があるのだろうし、SEDなどの新技術の話は面白い。でもそういうテレビを自分でお金を出して買うかというと、それはまた別の話。
ブラウン管テレビは、薄型テレビと比べてとにかく安い。去年10月末に買ったブラウン管テレビ「32DX100」は、32インチのハイビジョンテレビで16万円台(ポイント還元考慮せず)だった。同時期に見た28インチのハイビジョンテレビは12万円弱。ハイビジョンテレビも、ブラウン管ならばいつの間にかこんなに安くなっている。どうですか、あなたもおひとつ。
でもやっぱり、ブラウン管テレビは大きいという話はしておきたい。なにしろ我が家の32インチテレビは57kgである。購入時、設置まで頼むと追加料金が1050円かかるとのことだったが、60kg近い箱を玄関にドーンと置いていかれても困っちゃうので、設置もお願いした。d:id:kanose:20050223:thintvさんは「36インチで100kg近くするので、諦めて29インチにした」という話も。
それに、我が家では画面がなるべく奥になるよう置いた結果、正面からは背面の配線へアクセスできなくなった。テレビの後ろはベランダに出るサッシになっており、配線を変える時はベランダに出て、サッシを開けて作業することになる。それはそれで作業しやすいし、配線は一度決まればそうそう変えないといえばいえる。でもこの季節に新しいケーブルを買ってきたとなると、外に出るのがちょっとつらかったりして。