オープンソースの画像生成AIをセットアップから使い方まで解説する『Stable Diffusion AI画像生成ガイドブック』(ソシム刊)発売中(→本のサポートページ

ついに民間機で初の宇宙飛行へ! 無事帰還後に記念フォトセッションもOK(MYCOM PC WEB・04/06/03付)

これは「ボイジャー」(宇宙探査機ではなく、無着陸世界一周をした飛行機)を作った会社がやっているのか。なんとなく納得。

ところで、宇宙へ行くとはどういうことか。大気圏と宇宙の境目ははっきりしていない。ある高さで空気が急になくなるわけではなく、少しずつ薄くなっていく。なので便宜上、上空100キロメートル以上を宇宙ということにしましょう、ということになっている(東京から熱海までの距離が約100キロメートルである)。

で、今回のこの「スペースシップ・ワン」は、まず「ホワイトナイト」という別の飛行機に載せられて15.2キロメートルの高さに行く。そこでロケットを噴射し、100キロメートルの高さをかすめるように通る。「宇宙へ行く」というと、地上からドドーンとロケットで打ち上げて、地球を何周もするイメージがあるかもしれないが、とにかく100キロメートルの高さまで行けば「宇宙へ行った」と言っていいわけなので、これも立派な「宇宙到達」なわけだ。結果が楽しみ。

「スペースシップ・ワン」や「ホワイトナイト」は、なかなかかっこいいデザイン。会社「Scaled Compsites」のサイト(http://www.scaled.com/)を見ると、「ボイジャー」も見ることができる。どれも、エコマラソンに出る車のような繊細さがある。