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今日のコメント

  • id:toronei『重複に気付いてませんでした。サンクスです。』
  • id:manpukuya『ドンマイドンマイです。』
  • id:suihu『推測なのではてなの方には書きませんでしたが、ハーバードうんぬんは景山民雄の創作(あるいは嘘)だと思っています。』
  • id:manpukuya『コメントありがとうございます。ご存じかもしれませんが、景山民夫の本には「15分でFBI」というくだりはないのです。由来に言及している部分を引用すると「元々はハーバード大学の学生が考えたゲームとかいうことで、かなりポピュラーなゲームだから、ご存知の読者も多いと思う」となってます。
    id:suihuさんはなぜに、彼の創作だとお考えですか?(どうせ景山民夫のことだから、というのはなるべくナシで…レスはここでも「いわし」でもOKでっす)』
  • id:suihu『すみません。「どうせ〜」以外にまともな理由はありません。ダイアリにまとめましたが、強いて言えば日本語以外でハーバード大学との関連の記述を見つけられなかったのが傍証です。』
  • id:manpukuya『なーるほど。http://d.hatena.ne.jp/suihu/20031224 を拝見しました。有益な情報をありがとうございます。都市伝説の起源を少しずつたどるようで面白いですね。』

起業のネタは日常の諦めている不便利から

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百式」の人気コンテンツ「諦めている不便利」が、独立したサイトになった。

ネタに対する百式管理人からの反応は、関連サイトの紹介。これがまた面白い。

ウミガメのスープの源流、今までにわかったこと

【元記事:ウミガメのスープの源流、今までにわかったこと:d:id:manpukuya:20031222:1072018800

[書影:The Ultimate Lateral & Critical Thinking Puzzle Book]ウミガメのスープ」について、「人力検索サイトはてな」で質問をした。あれから(d:id:Imamura:20031216:p1から)少しねばってみたが、残念ながら回答は増えなかった。

LTPの大御所であるPaul Sloaneをして「都市伝説」ということならば、どうやら「作成者不詳」と考えてよさそうだ。

実はそのPaul Sloaneの本、『The Ultimate Lateral & Critical Thinking Puzzle Book』(ASIN:1402703074)を買ってしまった。これまでに何冊も出ているLTPの本の、総集編のようなものらしい。LTPのほか、「Critical Thinking Puzzles」も含めて400問以上。13ドルの本が、Amazonなら1300円足らずで買える。

「Lateral Thinkingとは」という前書きで、紹介される話が面白い。

ある男が、警戒厳重な監獄に入れられていた。ある日、妻から手紙が届いた。「うちの畑にジャガイモを植えてもいいかしら」。彼の返事はこうだった。「畑には銃を隠してあるから、手をつけないでくれ」。

妻から再び手紙が届いた。「警察が来て、畑を残らず掘り返していったわよ。でも何も見つからなかったみたい」。彼の返事はこうだった。「さあ、ジャガイモを植えたらいいよ」。

つまり男は、手紙が検閲されることを見越していた。そして、妻が畑を耕すのを警察に肩代わりさせるために、あのように書いたのだ、という話。そういう柔軟な考え方が「Lateral Thinking」(水平思考)なのだ。

今のところ、辞書をちょっと引けば理解できるような問題を探してちらほらと眺めている程度だが、面白い問題もいくつかあった。

「ダイビング男のドライブ」
【問題】スキューバダイビングの水中メガネをかけたまま、車を運転している男がいる。なぜこんなことを?
「7つの鐘」
【問題】ニューヨークには、「7つの鐘(Seven Bells)」という名前の小さな店がある。しかし店の外には、鐘が8つかかっている。どうしてこんな矛盾が?
「ガス欠の車」
【問題】ジョーンズ夫人は、家の車がガス欠になったことをとても喜んだ。なぜ?
「スパイのテクニック」
【問題】第一次大戦中、ドイツのスパイ2人は情報を交換するために、あるレストランで食事をした。しかし彼らは決して同じ席に座ったりはしなかった。どうやって情報をやりとりしていたのか?

本は、問題、ヒント、解答という3つのパートに分かれている。それぞれのヒントは下の通り。

「ダイビング男のドライブ」
【ヒント】男はダイビングがとても好きだ。そして水中メガネをかけているのは、安全のためである。
「7つの鐘」
【ヒント】看板を書き替えるのは簡単だが、店主はそれをしようとしない。数字に迷信やジンクスなどはない。店の名前と鐘の数が食い違っていることに気づく人は多い。
「ガス欠の車」
【ヒント】ガス欠によって、なにか悪いことが起きるのを避けることができた。ガス欠になったとき、車を運転している人はいなかった。
「スパイのテクニック」
【ヒント】2人は普通の客としてレストランに来ていた。暗号は使わなかったし、言葉を交わしたこともない。わざと近くに座るようなこともなかった。ただ、格好が少し似ていた。

答えはそのうちに、別ページを用意します。

コメント

  • id:suihu『推測なのではてなの方には書きませんでしたが、ハーバードうんぬんは景山民雄の創作(あるいは嘘)だと思っています。』
  • id:manpukuya『コメントありがとうございます。ご存じかもしれませんが、景山民夫の本には「15分でFBI」というくだりはないのです。由来に言及している部分を引用すると「元々はハーバード大学の学生が考えたゲームとかいうことで、かなりポピュラーなゲームだから、ご存知の読者も多いと思う」となってます。
    id:suihuさんはなぜに、彼の創作だとお考えですか?(どうせ景山民夫のことだから、というのはなるべくナシで…レスはここでも「いわし」でもOKでっす)』
  • id:suihu『すみません。「どうせ〜」以外にまともな理由はありません。ダイアリにまとめましたが、強いて言えば日本語以外でハーバード大学との関連の記述を見つけられなかったのが傍証です。』
  • id:manpukuya『なーるほど。http://d.hatena.ne.jp/suihu/20031224 を拝見しました。有益な情報をありがとうございます。都市伝説の起源を少しずつたどるようで面白いですね。』

煩悩だらけ

【元記事:煩悩だらけ:d:id:manpukuya:20031222:1072018801

お寺に行ったら、「大晦日除夜の鐘の整理券を配ります」といった内容のポスターが貼られていた。整理券をもらえば、除夜の鐘をつかせてもらえるという趣向だ。

お寺の人にこれの話をふったら、「そうなんですよ。でも整理券が108枚ではとても足りないから、3回りくらいするんです」ということだった。ずいぶんと柔軟な話である。

除夜の鐘は、今年の煩悩を落とすための儀式のはず。そして鐘をついてみたい、と考えるのもまた煩悩だ。

煩悩を落とすための鐘をつかせてあげますよ、という配慮によって、逆に煩悩を刺激される人がいるということになる。なんだか転倒した話で面白いと思った。