オープンソースの画像生成AIをセットアップから使い方まで解説する『Stable Diffusion AI画像生成ガイドブック』(ソシム刊)発売中(→本のサポートページ

花粉症の薬をもらいに行く

今年もそろそろ、ということで耳鼻科へ。いつもの耳鼻科でいつもの薬をもらった。

セルテクト(オキロット)は昔からの薬で自分にはよく効くが眠くなる。一度眠くなりにくい新薬「アレグラ」にしてもらったら効かなくて、元の薬に戻しても効き始めるまでの期間がつらかった。それに一般的に花粉症の薬は症状が出る前に飲み始めることが大切ともいわれている。効かないとわかるのは症状が出てからだから、効かなかったからと今までの薬に戻してもその効き方は悪くなる。

最近の花粉症の薬事情を聞いてみると、アレグラ以降も新しい薬はどんどん出てきているとのこと。しかし新しいからといって誰にも効くとは限らない。そこは今でも変わらないという。

効くかどうかわからない新しい薬に賭けてみるか、眠くなる期間があっても確実に効く今までの薬にするかということになる。医師からは「リスクとメリットを天秤にかけて」と言われた。これは難しい。少し考えてから、今年もセルテクトでいくことにした。

減感作療法の新薬

花粉症の飲み薬はアレルギー症状をやわらげるだけで、アレルギー物質への反応そのものを出なくするものではない。アレルギーの根治には減感作療法が行われる。アレルギー物質をごく微量ずつ体内に入れて慣らせるというもの。花粉症の場合は花粉の成分を注射するのだそうだ。

先日のニュースで、減感作療法を注射ではなく舌の裏側にたらして行うというのがあった。

鳥居薬品(本社・東京)が申請していた舌下免疫療法薬『シダトレン』」だそうだ。10年後には飲み薬で花粉症を根治できるようになっているかも。

花粉症についての関連記事

(2月5日記)