スキャナーを買いそうな人のはなし
はてなハイク用にホワイトボードを買ったあたりの流れから、スキャナーを買おうかなという気になってきた。
昔撮ったフィルムのネガを、デジタル化して保存しておこうというのと、スキャナーがあるとやっぱりいろいろと便利そうな気分になってきたから。
フィルムをスキャンできれば、あとはあんまり性能を求めない。できれば薄くて軽いのがいい。
で、あれこれ調べてみた。
CCDとCISの方式について
- CCDは被写界深度が深い(ぶ厚い本を開いてスキャンしたとき、のどの部分もボケにくい)
- CCDは一般的にはカラー再現が得意、とされている
- CISはUSBのバスパワーで動かせるものが多い(USBをつなげば電源オン。取り回すケーブルが1本減るのは大きい)
- CISは多くの場合、ウォーミングアップが不要。つないでから比較的短い時間でスキャンを始められる
- スキャナーのCCDとCISの違いは? - 日経トレンディネット
- http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/qa/20060125/115144/
- スキャナーのCCDとCISの違いは?:トラブル解決お答えします [PC Online ビジネスパーソンのパソコン活用情報サイト]
- http://pc.nikkeibp.co.jp/article/NPC/20060329/233773/
- 精美堂ホームページ: ドキュメントイメージスキャナQ&A 第1回
- http://www.ds-seibido.co.jp/2006/08/post_16.html
スキャン画像のゆがみを測り、補正する話
- Yahoo!ブログ - スキャナー探検隊 :人生なんでもスキャン
- http://blogs.yahoo.co.jp/ultraseven_returns/archive/2006/10/30
実践的スキャナ選択ガイド
ここの内容は、2chに書き込まれたナマの声であるぶん、信頼できると思う。嘘を書いても、よほどうまくフォローしないと「それは嘘だ」と正しいことを言う人の勢いに負けてしまうから。
ただ「深く考えすぎるなら、一番いいのを買っておけ」という正論がしょっちゅう出てしまう(だって正しいし)のをどう読むかとか、独特の読解力が求められるだろう。
で、エプソンは現行機種はいまひとつで、次に発売されるのがよいような気がする(あるいはオークションなどで1コ前の機種を買うとか)。キヤノンだとCIS方式ながら、フィルムのスキャンをできる「CanoScan LiDE 600F」というのがある。アマゾンではいま、17000円くらい。
Canon CanoScan LiDE 600F CSLIDE600F
- 出版社/メーカー: キヤノン
- 発売日: 2006/09/01
- メディア: Personal Computers
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んーもうこれにしちゃおうかな。どうですか。といきなりふってみる。
「Make: Tokyo Meeting」は明日開催
「ほしいものは自分で作っちゃう」系の人々が集まるイベントが、明日開催されます。
- Make: Tokyo Meeting開催概要
- http://jp.makezine.com/blog/2008/04/make_tokyo_meeting.html
出展する個人/団体は全部で25くらいあって、思いのほか規模が大きくなっている感じです。個人的には「X-PowerStation./X68K.NET」と、野尻抱介さんなどによる「ニコニコ技術部有志」の発表が気になります。
場所は清澄白河の駅からすぐの学校。11時から16時まで。18時からの打ち上げは、先着50人で参加者も参加できる…ええとつまり一般の来場者も混ざれるとのことです一般の方はNGということでした…すいません。
うーん楽しみ。明日は会場でボクと握手!
今晩、BSで「コンタクト」と「用心棒」
どちらも始まるまであと何時間もありませんが、どちらも面白くておすすめです。
集合住宅にお住まいで、最近のテレビなのにBS-iやBS2を見られない、という方には以下の記事が参考になるかもしれません。
- BSや地上デジタルを見られないあなたのテレビに分波器をつないでみては - Imamuraの日記
- http://d.hatena.ne.jp/Imamura/20080414/bunpaki
コンタクト:BS-i/20:00〜21:54
原作はカール・セーガン。数あるファーストコンタクトものの中でも、その手続きがきわめて誠実に描かれているのが特徴です。
あと途中でクリントン大統領が出てくるんですがあまりによく似ていて、そっくりさん? CG? まさか本人? と混乱しているうちに台詞を聞き逃さないようご注意を。
1997年 アメリカ 100分 ステレオ、字幕
地球外の知的生命体と接触した宇宙科学者の姿を描くSF超大作!
http://bsi.eath.co.jp/app/program_details/index/MOT0802700
- CAST
- ジョディ・フォスター、マシュー・マコノヒー、ジョン・ハート、ジェイムズ・ウッズ、デイビット・モース
- STAFF
- 監督:ロバート・ゼメキス
- 番組内容
- 電波天文学者エリナー博士(ジョディ・フォスター)は、幼い頃からある答えを求め続けてきた。「何故、我々はここにいるのか。我々はいったい何者なのか」。やがてそんな彼女の願いが本当に天に届いたかのように、そのメッセージは宇宙から送られてきた。科学者として、女性として、人間として、エリーはたった一人でそのメッセージに答える決心をする。
- 途中まで見ての追記:もうカットされまくりでした
- 映画は、宇宙の彼方のどこかから始まる。ラジオ放送が始まった当時の音が小さく聞こえる。当時の電波が光の速さで、そこまでたどりついたことの暗示である。そして少しずつ地球に近づくにつれて、最近の放送が聞こえてくるようになる…という印象的な始まり方だったのだけれどばっさりカット。クリントン大統領のシーンでは、大統領はモニタの中のみ。本人が直接出てくるカットに無駄に力が入っているところはさすが「フォレスト・ガンプ」のロバート・ゼメキスだったのだけれど今回の放送では見られず。また、特殊機械に乗る人の選抜シーンは、科学と宗教のせめぎあいについての重要なシーンだったのにはいカット。これじゃあ「コンタクト・ダイジェスト」だ。いまオリジナルの尺を調べてみたら2時間半。放送枠は2時間。これを最初に知っていたらわざわざ勧めなかっただろう。DVDが今ならもう1500円。こちらで、本当の「コンタクト」をぜひどうぞ。
用心棒:BS2/9:04〜10:56
黒澤明監督の、脂が乗りきった時期の傑作。そして続編の「椿三十郎」はもっと面白いところがすごい。
縄張りの跡目相続をめぐって、二つの勢力が対立する馬目の宿。人殺しも日常茶飯事になり、すっかり寂れたこの宿場町に、どこからともなく素浪人、桑畑三十郎が現われた。居酒屋の亭主から町の状況を聞いた三十郎は……。江戸時代の宿場町を舞台に、まるで西部劇のような設定で見せてくれる痛快アクション。後に『荒野の用心棒』、『ラストマン・スタンディング』と海外でもリメークされた黒澤監督の痛快娯楽時代劇。
(1961年・日本)〔白黒/レターボックス・サイズ〕
http://www.nhk.or.jp/bs/genre/movie.html
- 見終わっての追記
- いやーよかった。面白かった。宿場町の窮屈さを強調するためにズームを多用して、奥行きを圧縮する独特の映像。ズームで撮ると、奥の人と手前の人の画面上での大きさがあまり変わらなくなるしくみだ。そして次回(っていつかそのうち)は続編「椿三十郎」だそうだ。うれしい。