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iPhoneの全面保護シートがダイソーで売られていた

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iPhone Xの画面をぶつけて、ガラスの保護シートにひびが入ってしまった。新しい保護シートをAmazonかヨドバシで探そう。

今まで使っていた保護シートは端が画面の少し内側に入っていた。iPhoneの画面は隅が曲面を描いていて、平らな保護シートだと画面全体をカバーできない。最近のiOSは画面の外から内側へ向かってスワイプする操作が多く、こういうシートだと指が引っかかる。次は画面全体を覆う保護シートというのを試してみたい。

Amazonを見ていると、あらゆる保護カバーに「貼りにくい」「ホコリが入った」「はがれてきた」「すぐ割れた」というレビューがついている気がしてくる。これにしておけば間違いがないという雰囲気のものはなかなか見つからない。

その中ではこれかなあ。型番は「LP-IPSFLGFL」。いまAmazonで1,058円。これくらいの値段ならすぐダメになっても気持ちの整理がつきやすい。もっと安いのもあったがレビューを読んでパスした。

次点はこちら。いまAmazonで1,460円。

あとはこれも候補だった。いまAmazonで1,706円。

しかし「LP-IPSFLGFL」を注文したあとダイソーへ行ったらこの通りですよ。

ということで買った。108円! ほこりがつきやすそうなので風呂場で作業した。(こういう知恵がすでに懐かしい)

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ひびの入った保護シートをはがす。

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なにも貼られていないiPhone Xは耳を当てるところにしか凹凸がなくてつるっつるだ。勇気と度胸があるなら保護シートを貼らず、このつるつる画面を堪能して生きていく道もあるかもしれない。しかし画面割れの修理はiPhone Xなら31,800円と聞くとそんな気分は吹き飛んでしまう。

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ダイソーの保護カバーにはクリーニングシートが2枚入っている。湿式の次に乾式で拭く。

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湿式のクリーニングシートはかなりウェットだ。

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ほこりがつかないよう気をつけて貼ったが、どうしてもいくつか気泡が入ってしまう。セロテープでほこりを取り除く技(これも懐かしい知恵)を使ってもダメだった。一方、保護シートとハード式ケースとの干渉はなくてひと安心。ソフト式のケースは画面の前側を覆う範囲が広いことがあるので、全面式の保護シートとは干渉するかもしれない。

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画面が表示されると気泡は見えなくなった。有機ELは黒が締まってすごくきれい。

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iPhoneが登場してから、画面の保護シートの技術革新はものすごい勢いで進んだと感じる。Palmを使っていたころの保護シートは貼りにくくてはがしにくく、気泡やほこりが入りやすく質感もいまひとつだった。この108円のシートは画面に載せるとふわーっと貼りついていき、はがすのも少し力を入れればよい。貼り直しも簡単だ。なにかいいものがコーティングされているのだろう。

画面外からスワイプする操作で段差がなくなったのはとてもよい。気になる人が気にするかもしれないのは、黒い枠が画面の表示領域にほんの少しかかってしまうことだ。とはいえ狭くなる範囲は1ミリもなく、狭くなっていることはたまに気づく程度。

それから2つ上の写真でわかるように、耳が当たる部分(ノッチ)にはセンサー用の穴がいろいろ開いている。ここはほこりがたまりそう。大きい穴を1つ開けるデザインにすればほこりがたまりにくくなるかもしれない。いっそノッチの部分は覆うのをやめてしまってもよさそうだ(画面の保護という目的ではよくないか)。

そういえばほかの保護シートのレビューで、同じようにほこりがたまりやすいという意見に続けて「たまにエアダスターできれいにしている」と書かれているのを読んだ。なるほどね。

とはいえ108円でこれなら文句はありません。気泡がどうしても気になるならまた108円で買えばよい。すごいよダイソー

(6月23日更新)