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宇宙科学研究本部・相模原キャンパスの公開は7月23日

【元記事:宇宙科学研究本部・相模原キャンパスの公開は7月23日:d:id:manpukuya:20050712:isas

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です。的川先生の、ペンシルロケット50周年特別講演「50年前におきたこと」があるほか、各種研究の紹介あり。つくばのJAXAとはまた違う雰囲気で、なかなか楽しめると思います。

写真は、2002年の公開を見学した時のものです。

写真上はレールガンの装置。1gとかの微細な物体を超高速で打ち出してさまざまな素材に当てるものです。デモはすごい迫力で、一見の価値があります。これは宇宙機デブリが当たった時の影響などを研究するのに使うのだそうですが、話を聞いたら「打ち出す速度の世界最高を狙ってますよフフフ」ともおっしゃってました。

追記:レールガンの動画をYouTubeにアップロードしました。(動画で見る

写真下は「M-Vくん(?)」の着ぐるみ。こういうところは文化祭ノリです。

ちなみに、M-Vロケットを上げているのがこちら(ISAS・旧宇宙科学研究所)で、H-IIAを上げている旧NASDAとはまったく別に宇宙開発をしてきました。ペンシルロケットに始まる戦後の日本の宇宙開発の系統です。

ISASの組織や文化、M-Vロケットについては、以下の本が参考になるでしょう。

恐るべき旅路 ―火星探査機「のぞみ」のたどった12年―

恐るべき旅路 ―火星探査機「のぞみ」のたどった12年―

宇宙へのパスポート〈2〉M‐V&H‐2Aロケット取材日記

宇宙へのパスポート〈2〉M‐V&H‐2Aロケット取材日記

M-Vロケット6号機の打ち上げを見た方々

【元記事:M-Vロケット6号機の打ち上げを見た方々:d:id:manpukuya:20050712:mv

くわっ!! うらやましい!! 次回こそはー。

これの前のエントリに、「私の呪い願い第1段階は通じました」(「ASTRO-EIIの打ち上げは8日以降に延期」)と書かれていたので、こちらの念が負けてしまった形です。くわっ!!

道中の詳しいレポートは「内之浦へGo!」に。

東工大キューブサットM-V

また、東工大キューブサットを作っている松永研究室は、今回の打ち上げで衛星の分離機構のテストをし、無事成功したとのこと。東工大キューブサット2号機「Cute-1.7」は、次のM-Vロケットの打ち上げ(7号機の前に上がる8号機)で、ASTRO-Fと一緒に打ち上げられるそうです。

なお、東大のキューブサット2号機「XI-V」(サイ・ファイブ)は8月25日にロシアの「ロコット」で打ち上げられる由。