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WILLCOM D4は「電話機」じゃない

WILLCOM D4がはっぴょうされた! コマンド?

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そんなわけで、WILLCOMから新しい端末が発表された。名前はW-ZERO3シリーズではなく「D4」。

スペックはというと、Windows Vista搭載、液晶1024×600ピクセル無線LANBluetooth(ついに)搭載、ワンセグチューナー内蔵、メモリ1GB、40GBのHDD内蔵…と書いていくうちに、なんだかこれはPHSのスマートホンというより、PHSを内蔵できる小型モバイル機なような気がしてきた。

上の記事によると「閉じた状態の大きさは192.3×84×25.9mmで、重さは約470g」、って大きい! 重い! こりゃあ電話端末というより、シグマリオンとかHP200LXとかの世界だなあ。

そしてふるっているのがお値段だ。

ウィルコムストアでの販売価格は、「W-VALUE SELECT」で新規・一括購入の場合(…)新規で24回払いの場合(…)。どちらの場合も、実質の購入価格は90,200円となる。

ウィルコム、Vista搭載の小型端末「WILLCOM D4」

9万円(遠い目)。値段だけを比べると、D4とAdvanced/W-ZERO3[es]は「貴族のD4、貧者のAD[es]」みたいな関係だと思ったけれど、D4を買うのを超小型パソコンを買うものと考えると、こういう値段になっちゃうのはしょうがないか。

今使っているAd[es]には不満がたくさんある。動作が重い、多くの人に必須であろうのにデフォルトで含まれていない機能が多い(「キーロック」スイッチを入れても画面がオフにならないとか)、などである。

でも小さくてキーボードがついてて、PIMとしての最低限の機能を持った電話機だから使っている。そういう立場からは今回の「D4」はターゲット外。次のいい端末が出るのを待つとしよう。そうそう、Windows Mobileじゃなくて、Palm OS入りの電話でもいいんですよ!