JR飯田橋駅の西側(新宿寄り)はホームから改札まで長い渡り廊下があったが、ホームから渡り廊下に入ったすぐのところに新しく上り階段が作られていた。この階段を上ると左折して、線路の南側に仮設の改札口が作られている。神楽坂方面へ行く場合遠回りになった。
渡り廊下は屋根や壁が取り払われ、骨組みだけになっている。
以前の改札口は閉鎖されていた。
渡り廊下の骨組みの向こうに、新しい改札への仮設通路が見える。
JRのサイトで工事の概要が紹介されていた。
飯田橋駅のホームは急曲線区間にあり、列車とホームの隙間が大きくなっています。そこで、ホームを現在の位置から約200m西側に移設し、列車とホームの隙間を小さくする工事を行います。あわせて西口駅舎の建替やバリアフリー設備を整備するとともに、千代田区と連携し駅前広場を整備します。
2016年8月には仮駅舎が使用開始となり、西口駅舎の建替工事を進めています。
進行中の建設プロジェクト > 駅改良プロジェクト:JR東日本
【PDF】JR中央線飯田橋駅ホームにおける抜本的な安全対策の着手について(全2ページ)
ホームの西側の端が旧西口改札のところまで来る(渡り廊下の長さだけ移動する)ものと思ったらそうではなく、もっと西へ移動させて西口改札がホームのほぼ中央に来るようだ。東口は一気に遠くなってしまって大変だ。そして工事はいつ終わるのかわからなかった。
【飯田橋駅】JRの駅改良工事、東西線の増発にあわせて完成予定か - neorail.jpJR飯田橋駅:「江戸城外堀跡」慎重に調査、工事に遅れも
飯田橋駅の周辺は、国の史跡に指定されている「江戸城外堀跡」の石垣などが数多く残っている場所で、JR飯田橋駅の新しいホームの建設予定地でも江戸時代の石垣の一部が埋まっているとみられるということです。(…)駅舎の設計や工事を計画する段階から、史跡を管理する千代田区だけでなく、文化庁とJR東日本の間でも調整が続けられているということで、状況によっては、仮駅舎の着工が遅れることもあるとみられます。
工事現場はこのあと変化することがわかっているからつい写真を撮っちゃう。
(2017年7月28日記)