
インタビュー記事を2本書いた『物を作って生きるには』の見本が届いた。
原題は『MakerPro』というが、この呼称は今はハードウェアスタートアップを想起しやすい。本としてはそういう方向ばかりでなく、パートタイムなどできる範囲で「物を作って生きる」人たちも出てくる。広がりのある邦題である。
インタビュー記事の執筆を担当したのは「工房Emerge+」(https://www.emergeplus.jp//@emergeplus)の山田斉さん(@OuchOuchOuch)と、「機楽」(http://www.kiluck.co.jp/?lang=ja
)の石渡昌太さん(@crow_coffee)。
工房Emerge+はアクリルのカットと、Arduinoなどのアクリルケースのキット販売がおもなサービス。最近はIGZOパネル(7インチ1920×1200ピクセル)のエンクロージャがヒット商品とのこと。
- IGZOパネルエンクロージャ | emerge+ショップ(https://shop.emergeplus.jp/igzo/
)
機楽は組み立て式の二足歩行ロボット「RAPIRO」を開発した。これはクラウドファンディングの「KICKSTARTER」で、テクノロジー関係で資金目標を初めて達成した日本人プロジェクトだそう。
- RAPIRO: The Humanoid Robot Kit for your Raspberry Pi by Shota Ishiwatari − Kickstarter(https://www.kickstarter.com/projects/shota/rapiro-the-humanoid-robot-kit-for-your-raspberry-p
)
スモールビジネスで無理なく始めた山田さんと、キャリアプランを考えて戦略的にものごとを進める石渡さんはなかなか対照的で、その点でも面白い仕事だった。ぜひ読んでみてください。

