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Terragenを何年ぶりかに使ってみる

ちょっと気が向いて、景観CG作成ソフトの「Terragen」をインストールしてみた。

これを最初に使ったのは10年以上前。当時からフォトリアルなレンダリングで定評があった。最新のバージョン3はインターフェースがすっかり変わっていて途方に暮れたが、解説サイトを見つけてだいたいわかった。助かりました。

起動するとサンプルの地形が読み込まれる。カメラのアングルを少し変えて雲を追加した。それだけでこのリアルさ。その代わりレンダリングにはそれなりに時間がかかる。AMD FX-8350 4.0GHzで約3分半。

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太陽の位置を調整して夕焼けにしてみた。雲の形が上の画像と同じなのでCGであることは間違いないが、そう言われないとCGとは思えないのではないだろうか。

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高層の雲を追加して地面を海にしてみた。レンダリング時間は大幅に伸びて10分弱。

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いまコンピュータに長時間計算をさせる用途というと、Photoshopの重いフィルタとか動画のエンコードくらいしか思い浮かばない。そういえばCGのレンダリングというのもあったなあとしみじみした。